検索表示で不利になる内部SEOの条件|店舗・企業ホームページ作成

検索表示で不利になる内部SEOの条件|店舗・企業ホームページ作成

検索上位表示のために内部SEOでやってはいけない事

内部SEOでマイナスに働く要因-24

このコンテンツの内容は比較的初心者さんでも実践しやすく「やってはいけない事」という内容なので、サイト作成上で初期段階のミスが防げます。またページの作成後においてミスに気付いた場合、修正作業でかなりの時間と手間がかかる事例や、当初の検索順位にも影響が及ぶ内容もありますのですべてに目を通す事をお勧めします。

 

このページの使い方

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内部SEOでマイナスに働く要因

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サイトダウン

作成したサイトがメンテナンスサーバーのダウンでアクセスできない(見れない)状態が一週間程度連続すると、グーグルのインデックスからサイトが削除される可能性があります。サイトが削除されると検索結果にまったく表示されません。

 

またアクセスできない状態が続くと、エクスペリエンス(快適度指数)が低いと判断され、グーグルからの信頼性が低くなります。2〜3日程度の一時的なものであれば問題ありませんが、それ以上になると検索順位に影響がでる恐れがあります。

 

サイトを運営する以上、すべてのページを常に接続できる状態に保つ必要があるという事です。

 

アクセスできないページは検索圏外!

 

メタデータの重複

メタデータの記述を重複させると、アルゴリズムによってフィルタリングされ、検索順位が下がったり、検索結果にページが表示されない事態が発生する可能性があります。検索エンジンは、重複したコンテンツやキーワードの過剰な使用はランキングの操作であると判断し、そのページをランキングから除外することがあると言う事です。

 

メタデータとは「トップページ」「各ページ」「カテゴリーページ」のタイトルタグメタディスクリプション(ページ説明文)です。これらのメタデータは、ページごとにコンテンツの内容に適合した、それぞれ個別の記述が求められます。

 

サイト作成ソフトによっては新しいページを作成する場合に、自動的にトップページやカテゴリーページのメタデータがそのまま下層ページにコピーされる事があります。重複の原因の多くがソフトの自動化によるものなので注意が必要です。

 

検索結果でユーザーに少しでも多くクリックしてもらう事を考えれば、当然ページごとのメタ情報は違ったものになるはずです。これはサイト作成の超基本的なSEO対策で、時間と手間のかかる作業になりますが、確実に実践する必要があります。またメタデータの最適化はページ数が増えてくるとロングテールキーワードによって検索で有利になります。

 

メタデータの最適化はサイト作成の最低条件!

 

過剰な外部リンク

ページランク、クオリティが高いサイトに対して適切な外部リンクを貼る事は、閲覧者に対するユーザビリティにおいて有効なSEO対策ですが、過剰にやり過ぎると返ってSEOではマイナス要因になってしまいます。

 

外部リンクは必要な時に、状況に応じて、適切なサイトに対してリンク付けすると言う意識で大丈夫です。あくまでも外部リンクは検索順位をあげるためのものではなく、ユーザーがより便利にサイトを使えるようにするためのものです。

 

SEOのために外部リンクを付けるという意識を無くし、ユーザビリティを考えたリンク付けであれば、自然に適度な数に落ち着くはずです。またリンクを貼る「場所、デザイン、タイミング」なども考慮して外部リンクを最適化してください。

 

SEO施策のやり過ぎはk連作でマイナス要因になる!

 

重複コンテンツ

他のサイトと記事の内容が極似し、重複している場合、検索順位に悪い影響を与えます。他サイトの記事を引用する場合はその出典方法に規則がありますが、このルールを守り、引用タグを記述したとしてもSEOではマイナス要因になりかねません。なので、コンテンツの大部分を独自のものにし、他のサイトからの引用を必要最小限にとどめます。

 

HTMLの引用タグ

<blockquote>
〜引用記事〜
</blockquote>
※ オリジナルの作者名(会社名、サイト名)、執筆年月日、URLを記述

 

出典の規則とは、上記のようにblockquoteタグで引用記事を囲んで、引用先の文章の作者、執筆年月日、URL等を記載するというものです。しかしこのようなタグを使ったとしても、グーグルには重複と見なされる可能性があるので、オリジナルでない文章を自分のサイトに掲載するのは、よほどの事がない限り避けたほうが良いです。

 

グーグルの重複についての見解

他サイトとコンテンツが重複していた場合、たとえそれが著作権を侵害しているか否か、あるいは出典の表示方法が正しくおこなわれているか否かにかかわらず、順位に著しい不利益を生じさせることがある。

 

また、自分のサイトのオリジナル記事が他サイトに盗用された場合でも、相手サイトがオリジナルであるとグーグルに認識されるケースがあります。理不尽ですがこの時にもあなたのサイトが重複記事であると判断されてしまいます。この場合下記関連ページの著作権侵害による削除の依頼でグーグルに通知し、相手サイトに改善を要求する事が可能になっています。

 

関連ページ
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自サイト内の重複

サイト作成でページ数が増えてくると自分のサイト内でも重複が発生します。悪気がなくてもサイトを更新していくうちに、似たような記事になってしまう事はよくありますす。グーグルはこのような場合でも重複と判断しマイナス評価しますので、サイト作成の初期段階サイト構成計画を十分に考慮する事がここでも重要になる訳です。

 

普段から記事のタイトルや新しいページ、カテゴリーを作る場合は注意して下さい。

 

関連ページ
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サイトコンテンツは完全オリジナル記事で作成せよ!

 

サイトの読み込みが速度が遅い

私は提携サイトを含め40サイトほど運営していますが、その経験上、内部SEO対策の中でも顕著に検索順位に影響していると感じるのが、サイトの読み込み速度です。あなたもご経験があると思いますが、サイトの内部リンクをクリックしたとき「待て!」のマークがグルグル廻って開くのが遅く、待たされる時間が長いほど「戻るボタン」を押したくなります。

 

これは検索エンジンも「遅い」と感じているのです。

 

重いサイトはすべてのページでリンクの反応が遅い傾向があり、ユーザーはクリックするたびに待たされます。またグーグルのクローラーもサイト内をリンクを辿って各ページを巡回しているのでクローラーの巡回スピードも遅くなります。

 

このため、読み込み速度が遅いサイトはユーザーをイライラさせ、ページが閉じられやすく直帰率が上がり、クローラーもページをインデックスできないという事態が発生します。ページが開かれるまでのユーザーが我慢できる時間は3秒までです。これ以上遅いと色々な要因が重なり、有益なサイトでも検索での上位表示は難しくなります。

 

サイト規模がある程度大きくなった場合は読み込みスピードを確認しながら更新していく必要があります。サイトが重くなってきたと感じる場合は、その都度原因を突き止めて改善して下さい。読み込みスピードはページごとの分析が必要です。

 

サイトが重くなる原因

  • ファイルサイズが大きい画像が同一ページに多数存在する
  • ユーチュブなどの動画を同じページに複数貼り付けている
  • 安価なサーバー、無料サーバーを利用している
  • JavaScriptを多用している
  • サイトのレイアウトが複雑すぎる場合

 

サイトの速度チェックツール
関連ページ
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グーグルのサイト速度チェックツールです。パソコン、スマホそれぞれの表示速度に点数が付き、それぞれ問題が発生している場合は、その詳細が表示されます。目標は70点以上を目安で作業してください。

 

速度チェックツールの指標

※ 下記の指標が合格範囲を超えている場合、それぞれの改善方法が表示ページ下部に表記されます。

  • FCP・・・First Contentful Paint [秒]
    ユーザーがURLをクリックしてから、サイトがデータを読み込んでブラウザで表示を開始するまでの時間
  • LCP・・・Largest Contentful Paint [秒]
    画面内で容量が大きい画像やテキストが表示されるまでの時間を計測する指標
  • TBT・・・Total Blocking Time [ミリ秒]
    ユーザーがページにアクセスして、実際に入力可能になるまでの時間
  • CLS・・・Cumulative Layout Shift
    クリックで表示されている要素の位置やサイズが変更され、その周囲のコンテンツが移動した距離が測定される
  • SI・・・・Speed Index
    ページのテキストや画像などの要素が表示されるまでの体感的な時間

 

画像圧縮ツール

下記関連ページのリンク先ツールは私が愛用しているオンライン画像圧縮ツールです。当サイトの画像はすべてこのツールで圧縮しています。画質を落とさず、JPEGやPNG画像を最小サイズに圧縮でき、複数枚の画像を一回の作業で処理できる無料の優れものツールです。サイトに掲載する画像はすべて圧縮し、ファイルサイズを落としてください。

 

関連ページ
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SEOは軽いサイトから始まる!

 

サイトの動作不良

内部リンクのエラー

サイトの不具合のほとんどが内部リンクのエラーです。タグの記述間違いで機能していないリンク、リンク先が間違っているリンク、またリンク先がエラーによりサイトが表示されない場合、これらはすべて内部リンクエラーと呼ばれます。

 

またリンクの動作不良はユーザーに対しても不便ですし、グーグルからもサイトの質が低いと判断されてしまいます。

 

また単独のリンクでしか繋がっていないページについてはそのリンクが動作しない場合、インデックスされず検索上存在しない事になります。これはそのページが評価されないという事でSEOでマイナスになります。サイト作成中は、1ページごとにリンクをチェックし、完成した段階ですべてのリンクが正常に動作するかを確認するようにした方が良いです。

 

クローキングについて

自サイトを作成し検索表示されるようになると、営業でSEOの会社から電話やメールで連絡がくるようになります。しかし絶対に話を聞かないようにして下さい。SEO会社はアルゴリズムの進化で、その数は減ってきていますが未だに古い手法でSEOを施している会社があります。その手法でクローキングというグーグルのガイドラインに違反した施策があります。

 

クローキングはサイトの動作不良であると言えます。検索エンジンとユーザーに対して、異なるコンテンツの情報を出し分けて検索エンジンの評価を高めようとするものです。例をあげますと、検索エンジンにはSEOで有利になるテキストコンテンツを示し、ユーザーには画像やFLASHなど、デザインに優れたサイトを見せるという手法です。

 

この故意にコンテンツを出し分けるという行為をグーグルは悪質なスパムサイトと判断します。これはサイトの大きな動作不良としても扱われサイトの評価は当然下がります。またクローキングが発覚するとグーグルからペナルティを受けます。

 

SEO対策は自分の力でしかできなくなってきています。SEO会社の営業は無視しましょう!

 

サイトのコンディション維持もSEO対策のひとつである!

 

自動生成コンテンツと自動編集

オリジナルの文章と対照的に、プログラムを使い自動的に文章を生成したり編集できるツールがあります。検索順位を上げるために、このようなソフトを使ってサテライトサイトを複数作成して、メインのサイトにリンクを送る間違ったSEO対策を施策している方もいます。最近までこのような文章生成自動ツールがネット上で高価格で販売されていました。

 

しかしこのような自動生成、編集された文章は、グーグルに見抜かれて評価されません。現在ではAIを駆使し人間が書いたような精巧な記事でも、パンダアップデート以降自動生成の記事では、検索上位表示させるのは難しくなっています。

 

パンダアップデート

 

低品質なコンテンツを検索結果から除外するアルゴリズム

 

パンダアップデートの進化と、サイトの品質を分析する他のアルゴリズムとを合わせて、グーグルは自動生成でなくても、他サイトから記事を盗んで繋ぎ合わせたような文章も、低品質なコンテンツと判断する能力をも持っています。

 

また、グーグルはサイトの離脱率の分析から、WEBライターに記事を書かせた場合においても、オリジナルコンテンツでない事を見破る技術を持っています。なので現在では、完全オリジナルのコンテンツで構成され、かつその質が高いサイトでなければ、検索上位を狙えない状況になっています。これはチャットGPTなどでも言える事だと思います。

 

グーグルは確かに被リンクの分析によってサイトのクオリティの判断はしていますが、それより確実にコンテンツの質の比重の方が大きくなってきていると言えます。まだまだネット上ではコンテンツ自動生成のソフトや、それに似たようなサービスを売りにしたSEOの会社が氾濫していますが、絶対に口車に乗らないようにして下さい。

 

知識の向上のための勉強がSEO対策につながる!

 

どこにでもあるコンテンツ

検索上位にヒットするグーグルが求める記事の質が変ってきています。以前はそのサイトのメインのキーワードに係わるすべての内容についてより幅広く、より深く詳細に書かれたコンテンツをグーグルは好みました。しかし、現在機能しているアルゴリズムで上位表示させるには、「独自性」オリジナリティと言う指標を満足させる必要があります。

 

グーグルはパンダアップデートの更新により、アルゴリズムがオリジナルの記事であるかどうかを判断できるようになり、検索順位を決定している事を正式に発表しています。あなたのサイトにもネット上で競合サイトが多数存在すると思います。その中で検索上位を獲得するのに有効なSEOが「独自性のある記事」の掲載なのです。

 

他サイトと同じような「ドングリの背比べ的記事」では埋もれてしまうのです。

 

独自性、オリジナリティのある記事、コンテンツとはどのようなものか考えてください。ネット上に氾濫していて、それを持ってきて継ぎ足したような記事では、到底オリジナリティがあるとは判断してもらえません。

 

私がSEO上自身のサイト作成で解析、分析した結果での「独自性のある記事」の解釈は、自分自身の経験、体験、からくる思い、怒り、またある時は悲しみを交えた感情移入されていて、尚且つ信憑性のある記事だとと感じています。

 

手前味噌で恐縮ですが、当サイトはビックキーワード、またその他の複合キーワードで、検索順位1位で表示される記事が多くあります。ありがたい事にニッチな検索ワードでも検索上位にたくさんのページが表示されるようになりました。

 

この「理由」がサイトの解析をしていくうちに解ってきました。それは自分が使ったソフトを紹介しているという事です。

 

当前ですが「自分が知らない、使った事のない商品」は記事にしていません。またサイト作成に係わる無料のツール類も、自分が使って良いと感じたものだけを紹介しています。反対に使った事はあるが、サイト閲覧者さんにはお勧めできないツールも数多くありました。要するに、自分の経験で良いと感じた物を厳選して記事にしていると言う事です。

 

また、お勧めできないツールは、自分の経験でお勧めできない理由も書いています。サイトを見てくれる人に対して自分の犯したミスや後悔を晒して、同じ失敗が無いようにして頂き、正しい判断をしてもらうのがこのサイトの趣旨なのです。

 

なので購入して失敗したツールの紹介記事は、特に怒りの感情がタップリ込められています。

 

これは、私自身がツールの購入にお金を払って、時間をかけて、使い方を覚えて、その上イヤな思いをして、結局役に立たないソフトの記事を書くのですから、「怒りの感情」はこれでもかというほど記事に移入されています。

 

このため、このようなレビューページは検索結果で長い間1位をキープしています。この理由は自分の体感記事であり、似たような記事がネット上でどこを探しても無いからです。この事をグーグルは独自性があると評価しているのです。

 

ユーザーに役に立っている記事と判断された結果です。

 

ホームページビルダー検索

 

私は使えないソフトでお金と時間を「損」をして、検索結果で「利」を得たわけです。体感記事は「記事の独自性」をグーグルにこれほど簡単にアピールできると言うのが私の経験です。失敗のコンテンツもサイトには必要だと感じています。

 

みなさんは自分のサイト上で「自社、あるいはお店」の、何らかの商品、サービスを扱っているはずです。そして今商売をしている以上色々な体験、経験を乗越えていらっしゃるはずです。このような体験はSEO上自分だけの宝物です。

 

是非それらの体感記事を作成して下さい。またこのように意識して記事を作成する事で、検索で上位表示させる「コツ」が見えてくるはずです。特に自分が失敗した経験はユーザーの役に立ちますので記事にしてSEOで活用して下さい。

 

百科事典のようなダサいサイトを作るな!

 

背景色と同じ、または近い文字色を使用する

グーグルはスパムを嫌い、閲覧者さんが混乱する事を嫌います。文字色が背景色と近い場合は隠しテキスト、リンクテキストの場合は隠しリンクと判断され、SEOではマイナスになります。

 

このような隠しテキストは、以前にSEO対策としてよく用いられたキーワードのスパム的手法です。その気が無くともグーグルにこのようなスパム的手法と勘違いされるので、ページ背景と文字色は明度差をハッキリ付けるようにしてください。

 

ホームページ作成を当初始められる方は自サイトの特色を出すために、色々な事がしたくなると思います。しかしよほどの理由がない限り、ページのバックの背景色は白、文字色は黒で作成されるのがお勧めです。

 

普通に記事を書いていても、大切な部分は、リンクはになります。基本色とあわせて3色になりますが、これ以上他の色を使う事はお勧めしません。これはデザイン的にチープになってしまうのと、そもそも記事が読みにくくなるからです。

 

自分の納得ではなく、記事を読むのはユーザーである事を意識して下さい。もし、どうしても背景に色を付けたい場合は、ごく薄い色にするべきです。よく女性の方で濃いピンクを使われる方が見受けられますが、非常に目が疲れます。

 

サイトデザインはSEO対策のひとつですが、懲りすぎるとSEOでプラスにならない事が多いです。綺麗なサイトを作成するべきですが、カラフルで色的に奇抜なサイトがデザイン性に優れているという事ではないのです。私の場合はバナーなどを含め「色の統一」がサイトデザインだと考えて作業しています。万人受けするデザインを心がけるぐらいが無難です。

 

ユーザーの閲覧環境を考えろ!

 

サブドメインとサブディレクトリ

サイト規模を大きくする場合、関連サイトを作成する方法があります。この時メインサイトのドメインを使い複数のサイト運営が可能ですが、その方法は2っあります。どちらを選択するかでSEOの効果が変わりますので注意が必要です。

当サイトのURLの例で解説します。・・・http://softsate.info/

 

サブドメイン

http://seo.softsate.info/

 

seo.は任意の小文字英数字になります。

 

サブドメインはサーバーで取得しますので、メインのドメインを設定しているレンタルサーバーにログインして管理画面からサブドメインを取得します。この場合メインのドメインを元に新しいドメインを取得した事になりますのでアルゴリズムはサブドメインサイトを元のドメインのサイトと全く別のサイトとして取り扱います。

 

別サイト扱いになる事から、仮にサブドメインのサイトがグーグルから高い評価を受けて、検索上位表示されたとしても、メインサイト(元のドメイン)にSEOの効果を与えません。逆にサブドメインサイトがペナルティを受けたとしても、メインドメインサイトには悪影響がでません。クローラーはサブドメインサイトを完全に独立したサイトとして扱うのです。

 

サブドメインで作成するサイトは元のメインサイトの規模が大きく、そこから切り離して運営しても、単独でサイトとしてコンテンツが成り立つ場合に有効です。余談ですが、無料ブログのサービスを利用する際、サブドメインの方がSEO効果が高いことが解ります。FC2とアメブロのURLを比べてみます。FC2はサブドメイン形式なので独立したURLとなります。

 

FC2・・・・サブドメイン形式

http://自分で決める文字配列.fc2.com/

 

アメブロ・・サブディレクトリ形式

http://ameblo.jp/あなたのID/

 

無料ブログは多数の人が、様々なコンテンツで記事を書くため、当然各ブログのキーワードはバラバラです。なので、単独サイトとして扱われるFC2の方が理にかなっていて、SEOを施策しやすい事が解ります。同じようにヤフーのサイトではニュースやショッピングなど、まったく異なるカテゴリーが複数あるので、サブドメイン形式で構成されています。

 

逆にひとつのサイトの中において、同じカテゴライズのなかでサイト構成の規模を大きくし、またユーザー、サイト管理者が使いやすいサイトにする方法としてはサブディレクトリを選択する事がSEOでは有利になってきます。

 

サブディレクトリ

http://softsate.info/seo/

 

/seo・・・スラッシュの下。つまり階層がひとつ下のフォルダでサイトを運営する。

 

サブディレクトリはレンタルサーバーとは関係なく、現在のドメインの最上階層からひとつ下の階層でフォルダを作成し、その中にサイトデータを入れる事で運営します。この場合双方のサイトは、SEOでお互いに影響を及ぼし合います。

 

例えばサブディレクトリサイトで検索上位に表示されるページがあれば、共通したキーワードでメインサイトの価値を押し上げます。このようにサブディレクトリサイトはメインサイトと親子関係になり、ひとつのサイトとして評価されます。

 

これはサブディレクトリが、メインサイトのコンテンツとして扱われるためです。なのでシリウス2のような作成ソフトでカテゴリーを作成する場合は、自動でサブディレクトリの中にindex.htmlが生成されているわけです。

 

ソフトでの操作の感覚としては、カテゴリーをページとして捉えがちですが、実質はメインサイトの中に、新しいサイトを作成している事になります。参考までに、実際に今ご覧頂いている当ページのURLを見てみます。

 

http://softsate.info/algorithm/internal-minusfactor-algorithm.html

 

 
ドメイン フォルダ ページ
第1階層 第1階層 第2階層
softsate.info algorithm internal-minusfactor-algorithm
 

※ サブディレクトリであるフォルダ自体は第1階層で作成し、そのページが第2階層に入る事になります。

 

メインになるsoftsate.infoという最上階層の下にalgorithmというフォルダを作成し、その中にinternal-minusfactor-algorithmというページが入っていて、このURLを今あなたにご覧頂いている言う事です。

 

関連サイトを作成すると言う利用目的ではなく、通常のサブディレクトリページとして扱う場合も当然SEO的にグーグルから同じ扱いを受けます。なのでサブディレクトリページはトップページと同じカテゴライズになるわけです。

 

サブディレクトリページはサイト規模が大きくなっても、構成をまとめやすくなる利点があります。記事の内容が肥大化し、関連ページが増えそうな場合は、そのカテゴリーごとに関連ページをまとめられるからです。

 

また、サブディレクトリページはサイトの管理が楽になり、後の更新作業がスムーズに行えます。

 

この当ページはSEOのアルゴリズムについての記事です。これはドメインのキーワードが「サイト作成ソフト」であり、そのソフトを使う上での知識でSEOが必要であり共通していると言えます。なのでサブディレクトリで作成するわけです。

 

また逆にこのページをサブディレクトリで作成している以上、記事のキーワードが「不動産関係」であってはならない事になります。もし「不動産関係」のサイトを、ドメインの派生で作成したいのなら、サブドメインという事になります。

 

しかし不動産関係とサイト作成ソフトに共通点は無く、接点も全く無いです。もし関連性が皆無であれば、厳密に言うとサブドメインでも作成しない方が良いです。サブドメインで運営するならせめてネット関連のサイトにするべきです。

 

サイト規模を大きくしていく上で、このようにサブ的サイトの作り方を間違えると後で取り返しが付かないので、十分考慮して作業して下さい。後にサブディレクトリとサブドメインの間でコンテンツは移行できないと言う事です。

 

 

サブサイト作成ではドメインの扱いに注意せよ!

 


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著作権違反

他サイトから無許可でコンテンツをコピーする事は著作権違反となり、このようなサイトはスクレイピングサイトと呼ばれ、グーグルからペナルティを受けます。グーグルはコピーされたコンテンツについて、どちらがオリジナルなのかを判断するために、インターネット上に公開された時期や、サイトのクオリティを分析しいています。

 

オリジナルの作成者が、著作権違反のサイトを発見した場合に、グーグルに対して通報できるシステムになっています。
重複コンテンツ参照)

 

グーグルはデジタルミレニアム著作権法 [DMCA](オリジナルコンテンツを不正コピーから守る法律)に基付き、コピーサイトを上記リンク先記載の通報システムにより手動対応で受付、容赦なくペナルティを与え、検索圏外に飛ばします。

 

ネット上のコンテンツは参考程度に!

 

ドアウェイページ

ドアウェイページとは閲覧者さんを、ある特定のページに誘導するためだけに作られていて、オリジナルコンテンツの記述はありません。その目的は特定のキーワードで他のサイトに転送するためだけです。

 

グーグルはドアウェイページを、ユーザーに混乱を招くだけの価値がないページと判断し、ガイドラインに違反しているとしてペナルティの対象にしています。当然このようなサイトからのリンクはサイトの価値を下げます。ネット上のサービスでドアウェイページからのリンクをSEO対策と称して販売している会社もありますので安易に信用しないで下さい。

 

また、サテライトサイトも記事のクオリティが低い場合にドアウェイページと同系列と見なされるので注意が必要です。

 

メインサイトのクオリティを下げる被リンクは不要!

 

過剰な広告とページレイアウト

サイトに広告リンクを貼る場合、その「位置とトレイアウトの方法」によって、グーグルから低評価を受けて検索上位に表示されない事があります。この判断をしているのがページレイアウトアルゴリズムです。

 

アルゴリズムが監視しているサイトの箇所は、検索でクリックされ最初にサイトが表示されて、スクロールされていない一番最初に訪問者が閲覧する画面です。これはファーストビューと呼ばれています。

 

このファーストビューで、広告の占める割合が多いと、メインコンテンツは画面をスクロールしないと見えない状態になります。アルゴリズムはこれを監視していて、広告の範囲が広いとユーザーに不便なサイトであると判断しています。

 

利便上ファーストビューでは閲覧者が目的の記事を探す事なく見つけられるように、検索キーワードに係わるコンテンツを見やすい位置に配置するべきであるという考え方です。なので、ページの上部はフラッシュ、広告バナー、過剰な広告リンクの羅列などで埋まってしまわないようにする必要があります。閲覧者に余計な負担をかけないという事です。

 

またスクリプトなどを使って広告を表示させているサイトで、その動作が重くて開くのに時間がかかる場合もサイトは低評価を受けます。このようにページレイアウトアルゴリズムは、サイト利用者のユーザビリティの優劣を判断しています。

 

逆に言うと、目的の広告リンクをクリックしてもらいたいなら、まず検索者の希望するコンテンツを先に表示させ、有益な情報を優先的にユーザーに提供する方が有効であり、クリック率を高くする事ができるはずです。

 

アルゴリズムのほとんどはユーザーの使い勝手を判断していると言えます。特にトップページのコンテンツのレイアウトは、他のアルゴリズムもスクリーンショットにより監視しているのため、慎重に作業するようにして下さい。

 

ファーストビューにはメインコンテンツを記述せよ!

 

過剰な内部リンクとフッターリンク

グーグルが嫌うスパムリンクがキーワードリンクの羅列です。なのでメニューのリンクテキストでは同じキーワードを複数記述するのは控えてください。内部リンクが必要以上に多すぎるとサイトの価値を低く判断される傾向があります。

 

この当サイトもカテゴリートップで下層ページへのリンクを複数設置していますし、またページが縦に長い場合は「目次」で20を超えるページ内リンクが存在するページもあります。これらのリンクテキストがSEOを意識したリンクテキストであり、「ある特定のキーワードで検索される事を意識して連続して記述する事は良くない」と言う事です。

 

当サイトは190ページで400以上の内部リンクがあります。この状態で解析しても内部リンク過多になっているという事はないです。内部リンクの数を目安としてお伝えするのは難しいですが、SEOである事を意識せずユーザーに便利に使ってもらえる事を意識して、適切なキーワードで、適度な数の内部リンク付けであれば何の問題もないと考えて下さい。

 

また、フッターメニューリンク内部リンクのひとつです。

 

その性質からキーワードがページタイトルキーワードと同じになる事がほとんどですが、この場合でもグーグルの評価の判断はキーワードの悪質な羅列であるかどうかで、スパムと見なされないように記述する必要があります。しかし通常のサイトでフッター部分のリンク数が、ページタイトルと「同じリンク数」くらいでしたら特に気にする事はありません。

 

しかし、フッターメニューリンクを付けるという事は、その事自体でグローバルメニューと同ページでキーワードが重複するという事です。なのでそれ以上のユーザーに必要のない記述は止めた方が良いという事は、お解かり頂けると思います。

 

あくまでメニューリンクはページを代表するキーワードで正しく記述しておけば大丈夫という事です。

 

内部リンク付けは常に最適化を考慮せよ!

 

過剰なキーワード出現率と長いURL

SEO用語でスタッフィングという言葉があります。これはキーワードスパムの事で、検索表示させるために必要以上にキーワードを連続させて記述する行為です。スタッフィングは「詰め込む」ことを意味する語句です。

 

スタッフィングは複合キーワードで検索結果に上位表示させる事を目的にしてると見られますが、現在アップデートされた何種類かのアルゴリズムは、この行為をスパムと見抜き、ユーザビリティに欠けるとしてサイトに低評価を与えます。

 

キーワードスパム (学習塾の例)

  • タイトルタグ内に同じキーワードを複数回繰り返し記述する
    (メタキーワードについては現在グーグルは読み込んでいません)
    [例] 学習塾の○○学習塾の○○は△△市の学習塾で個別指導の学習塾です
  • 見出し(H)内にキーワードを複数回繰り返えす
    [例] ○○駅近個別指導/個別指導の△△/個別指導で成績アップ
  • ALT属性に画像とは関連性がないキーワードを複数記述する
    [例] 学習塾の教室の画像にALTで、「地域の学校名、目標の受験校を連続記述」
  • 長いアンカーテキストにキーワードを詰め込む
    [例] 個別指導の学習塾 | 成績アップ保証学習塾 | 学習塾○○のお問い合わせはこちら
  • 電話番号を連続で記述する
  • 各ページBody内の上部に目的のキーワードを連発する

 

上記のようなキーワードの過剰記述は、悪意がなくてもサイト作成初心者さんの場合に見られ、よく当サイトのお問い合わせでもお伝えしています。またURLの記述でもキーワードの過剰な繰り返しはスパムと判定されるか検証しました。

 

当サイトでの検証用URL [検証2018年]

http://softsate.info/homepage-creating/homepage-improvement/related-conflict-homepage.html

 
  • ページタイトル・・・競合する企業やお店のホームページを把握してSEO対策
  • キーワード・・・・・homepage

 

半年後の検証結果

上記のURLは長く、またキーワード [homepage] の繰り返しでスパム判定を受けるのかを、半年間解析で様子を見ました。警告や手動、自動ペナルティを受ける事なく,下記画像のようにタイトル検索ですが検索順位は1位になっています。

 

URLでのスパム判定結果
上記検索結果の赤い▲のページURLではドメイン以外のURLがなんと日本語表記となっています。

 

当サイトでの検証 [検証2024年]

2024年の検証では日本語表記は無くなっていました。スパム判定も無く正常です。

 

 

スパムと判定されなかった原因と結果検証
  • キーワードの繰り返しであるが、[階層] スラッシュで区切られている。
  • 2018年の検証ではhomepageが和製英語であるため、URLが日本語に変換された。
  • 全体のURLではなく、グーグルは階層ごとでキーワードの数とURLの長さを判定しているのではないか。

上記結果のように、URLの記述では各階層ごとに「同じキーワードをひとつずつ」入れる事は問題ないみたいです。実際の検証結果なので、このように解釈しても良いと考えています。あくまでも私の考察なので参考程度にして下さい。

 

ユーザビリティに優れたキーワードの配置が上位表示の要因になる!

 


3

タイトルテキストが長すぎる

タイトルテキスト

  • サイトタイトル
  • ページタイトル
  • 見出しタグを含む

 

SEOで有効なタイトルテキストの記述方法は、そのページで一番重要なキーワードを初めに記述するようにし、順次重要なキーワードを順番に並べます。これはアルゴリズムはタイトルテキストを読み込むとき、最初に書かれているキーワードが重要であると判断します。また同じキーワードを羅列する事は避けて下さい。2っ書いてもひとつしか読み込みません。

 

同じキーワードの羅列は故意によるランキング操作のスパムと判断されSEOでマイナスになります。

 

また、タイトルはサイトやページのアピールが最大限できる文章で、27文字までで記述して下さい。タイトルテキストが長すぎる事がSEOでデメリットになるのは、27文字を超えると全部のテキストが検索で表示されない事も理由のひとつです。

 

このようなルールを守った上でバランスよくキーワードを配置して下さい。

 

また、この事は内部リンクアンカーテキストにも同じ事が言えます。アンカーテキストは、リンク先を端的に表現したキーワードで記述するのが基本です。しかしあまりにも長く、またキーワードを詰め込んだ内部リンクアンカーテキストを複数設置する事も、ランキングを操作するスパムと判断される可能性がありますので、この場合SEOでは当然不利になります。

 

シリウス2のサイトタイトルテキスト記述場所 [全体設定]

 

上記の注意事項は前項の「過剰なキーワード出現率と長いURL」と共通した内容です。

 

適切なキーワード配列で、検索者に解りやすいタイトルを考え抜け!

 

パークドメインと中古ドメイン

パークドメイン

ドメインを取得し、そのドメインにサイトを紐付けないで寝かせている状態をパークドメインと言います。この状態はアップロードしていない事になるのでドメイン取得からの年齢(ドメイン年齢・ドメインエイジ)が長くなるだけです。

 

一般的にドメイン年齢が長いと、そのドメインは運用期間が長い事から、グーグルから信頼性を得る事になります。しかし新規で取得したドメインを例え長期間寝かせても、SEOで有利になる事はまったく無いと考えてください。

 

また、ドメインがサイトに紐付いていてアップロードされていても「工事中」などでコンテンツが無い状態もパークドメインと呼ばれます。この場合グーグルはユーザーの利便性のため、このパークドメインを検索結果に表示しません。

 

パークドメインを「ドメインを寝かせる」と言う表現で、それが未だにSEO対策に有効であると言う事を主張している情報商材等がありますが、これはまったくのウソです。逆にパークドメイン自体がSEOで不利になるという事実もありません。

 

このようにグーグルはドメイン年齢をサイトのクオリティ評価の指標にはしていません。しかしサイト運営における信頼性を測る指標として見なされるため、一般的には有利であると言う程度なので、SEOとは無関係であると考えてください。

 

中古ドメイン

中古ドメインについても、すでに被リンクされている事を理由に、そのSEO効果を期待して高いお金を出す人も見受けられますが、新しく作成したサイトに関係ない被リンクはSEOに有効ではないので、こちらもムダな行為と言えます。

 

中古ドメインは元々そのドメインでサイトが運営されている事から、そのサイトに被リンクが付いたままになっている事が多いです。しかし中古ドメインを取得して新しいサイトを運営しても、被リンクは「ページやページの途中」にも貼られるため、その被リンクが有効になるとは考えられませんし、そもそもキーワードが記事と一致するはずがありません。

 

このような事から中古ドメインを購入して作成したサイトに紐づける事に対して何のメリットも無いのです。返ってグーグルからキーワードが一致しない事を理由に、ユーザビリティに欠けるとして低評価を受ける可能性もあると言う事です。

 

ドメインは必要なときに取得すれば良い!中古ドメインは使うな!

 

箇条書きが多すぎるコンテンツ

HTMLで箇条書きを記述する場合はリストタグを使用します。リストタグは一般的な文章で記述するより、箇条書きにしたほうが読みやすく、理解しやすい場合に利用します。次のような例が考えられます。

私が今までに使ったサイト作成ソフトは、最短ホームページテンプレートやサイト作成ソフトシリウス2、ホームページビルダー、ホームページV3、ドリームウィーバーで、ブログサイトの場合はテンプレート賢威などです。

 

上記の文章をリストタグを使い、箇条書きにします

<ul>
<li>・・・word・・・</li>
<li>・・・word・・・</li>
<li>・・・word・・・</li>
</ul>

私が利用経験のある作成ソフト

  • 最短ホームページテンプレート
  • サイト作成ソフトシリウス2
  • ホームページビルダー
  • ホームページV3
  • ドリームウィーバー
  • ブログサイト作成・・・テンプレート賢威

 

上記のように同じ種類のワードが「3っ以上」通常の文章で記述されてると読みにくく、また読むのに疲れる文章になります。このような場合はリストにした方が視覚的にそのワードが理解でき、ユーザビリティが高くなると言えます。

 

しかし、リストタグを使う場合の注意点があります。それはリストの使い方を誤ると、グーグルにスパム行為と判断される場合もあると言う事です。グーグルはもともとキーワードの羅列を嫌います。どうしても箇条書きはワードの連続した並びになるので、そのワードがタイトルH1のキーワードと被った場合にアルゴリズムからはスパムのように見えます。

 

不必要に連続でリストタグを使ったり、キーワードで構成されたリストタグばかりを同じページで連続して使うと、悪気がなくても、キーワードスパムと判断される場合もあるという事を認識しておいて下さい。ランキングを故意に操作しようとする行為に対して、アルゴリズムがスパム対策を実施している事をグーグルは公言しています。

 

「ページの目次」もキーワードのリストタグで記述されます。この場合はどのように捉えれば良いでしょうか。

 

当サイトではページが縦に長くなる場合に、ページ上部にそのページの「目次」を設置しています。シリウス2では自動で目次を生成できますが、この生成はページの見出しが拾われて記述されるので目次はキーワードのリストになります。

 

この場合では、もちろん目次はスパム扱いされません。スパムとは故意にランキングを操作しようとする悪意のある行為を言います。目次がユーザーの使い勝手を考慮した適切な記述であるのなら、逆にサイトの評価は上がります。このためシリウス2のユーザーが「目次自動生成機能」を使う場合は、見出しを最適化させる事がSEO対策になると言えます。

 

箇条書きだけのページは作るな!

 


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アフィリエイトサイトでの販売者サイトとの記事重複

アフィリエイトとはASPと契約し、自サイト上の「商品レビュー」で販売者サイトをリンクで紹介し、そのサイトから購入が発生すると、売上げの一部の金額がアフィリエイトサイト運営者に還元されるシステムです。ASPがアフィリエイト運営者と販売者の仲介役であり売上金を分配します。ASP・・・アフィリエイトサービスプロバイダー

ASP

 

インフォトップA8.net楽天アマゾンアソシエイトインフォカート

 

※ 当サイトはインフォトップを利用しています。

 

アフィリエイターが販売者の扱う商品をお勧めするレビュー記事の内容が、販売者サイトと極似していたり、コピーされている場合にグーグルから重複サイトとして扱われオリジナリティが無いとして、低評価を受ける事があります。

 

アフィリエイトで扱える商品は様々ですが、レビュー記事の内容は自分が商品を利用した使用感などの感想や、メリットデメリットを訪問者に解りやすく伝える事が重要になるためアフィリエイターは紹介する商品を使っている事が必須です。

 

レビュー記事は重複しやすいので気をつけろ!

 

太文字や斜体文字などを多用する

記事中で重要な部分を太文字にしたり斜体文字、色付文字にしますが、使い過ぎに注意して下さい。クローラーはこれらの装飾タグが必要以上に多く使われていると、読みにくくユーザビリティに欠けるとして、サイトを低評価します。

 

以前のクローラーは色々な文字装飾をキーワードとして認識していましたが、現在ではそれらの要素をアルゴリズムは考慮していません。また、装飾タグがあまりにも多過ぎると、テキストに対するソースの割合が長くなり、ページの読み込みも若干遅くなります。このような事がわずかですがSEOではマイナス要因になってしまいます。

 

以前では、太文字を表現するストロングタグ [<strong>太文字</strong>] は特に重要なワードであるということをグーグルに伝えるための強調タグでした。また文中のストロングタグの利用割合などもSEO対策として考慮すべき事項でした。

 

しかし現在ではその意味は全く無いものと考えて頂いて結構です。なので太文字に対するタグは<b>太文字</b>で記述して差し支えありません。シリウス2では太文字自動装飾のストロングタグは廃止され<b>タグだけになっています。

 

装飾タグの使い過ぎでユーザーが文章が読みにくくなる事は離脱率が上がる事にもつながり、またデザインもチープになってしまいます。このような事からユーザーに対して解りやすい文章になるように装飾タグを使って下さい。

 

ユーザーの閲覧に最適な装飾タグを使え!

 

過剰な動的コンテンツ

インターネットの速度が非常に速くなった現在では、動画コンテンツなど、様々な動的表現をサイト上に掲載できるようになりました。またスクリプトやCSSの駆使でサイトの作成方法や使い勝手も変ってきています。

 

しかし、あまり動的コンテンツを使いすぎると、その重さでサイトの読み込みが遅くなるというデメリットも付きまといます。この事はクローラーの動きも悪くなりインデックスにも影響がでます。作成ソフトの機能で動画の読み込みタイミングを制御できる場合は別ですが、ユーチューブを埋め込む場合は1ページに対して、動画は1本に留めておくべきです。

 

本来ユーザーがネットに対して一番に求めているものは、有益な情報の収集あり、過剰で余計なサイトデザインを好んでいる訳ではありません。逆にユーザーは予想しないサイトの動的表現に対して違和感を感じます。

 

なので、サイトに取り入れる動的コンテンツは必要最小限にして、シンプルで読みやすく、ユーザーが情報を得やすいように、デザインを最適化させることが重要と言えます。また、サイトのデザイン最適化は、サイトの表示スピードを早くする事にもなりSEO対策としてのメリットがあるので、作成しながらバランスを調節していく事をお勧めします。

 

サイトは静的に作成せよ!

 


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ポップアップウィンドウとインタースティシャル広告

ポップアップウィンドウはサイト上で別のページに飛ぶためにリンクをクリックしたり、ブラウザの戻るボタンを押した場合に、別ウインドウが勝手に開き、そのウインドウを閉じないと次コンテンツに進めないという、不便な構造になっている一種の広告です。通知、広告、アラート、または別の操作への誘導などの目的で表示されます。

 

一般的なラウザには、このポップアップウィンドウをブロックする機能がついています。

 

インタースティシャル広告はページとページを移動する間に、強制的に独立した広告ページが挿入され、ユーザーが次のコンテンツに移動するには、この広告を消すためクリックなど、何らかの操作が必要になります。

 

インタースティシャル広告では、スマートホンやアイフォンなど携帯端末の場合に、画面全体に広告が表示表示されるため、ユーザーは大変不便な思いを強いられます。グーグルはある条件下でインタースティシャル広告を掲載しているサイトに対してペナルティを与える事もあり、検索結果から排除される可能性も少なからずあります。

 

グーグルはコンテンツの「閲覧を妨げる」ようなシステムはユーザビリティに欠けると判断し、対応を厳しくしています。ポップアップウィンドウも同じであり、即ペナルティにはならないとしても、検索上位は望めないとお考え下さい。

 

また、このような広告のシステムや機能をサイトに取り入れると、サイトがグーグルに正しくインデックスされないと言う事態も発生し、まったくメリットがありません。少しの利益のためにサイトが低品質の評価を受ける事になります。

 

サイトに掲載する広告はルールに従え!

 

ペナルティを受けているサイトへのリンク

自サイトと関連する有益なサイトへの外部リンクはSEO上有効ですが、そのリンク先のサイトがペナルティを受けていたり、グーグルから低品質なサイトであると判断されている場合、その外部リンクを掲載しているサイト自体がアルゴリズムからマイナス評価を受けてしまいます。なので、発リンクの際はリンク先のサイトをチェックする必要があります。

 

サイトのチェックはドメインの録者情報で信頼性のあるドメインかを調べ、サイトがSSL証明書 [https] を使用しているかどうかも確認することが重要です。ドメインやIPアドレスの登録者情報の確認はWHOIS検索を利用します。

 

関連ページ
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そもそも外部リンクを付ける場合はコンテンツの品質を自分自身で確認し、正確で信頼性のある情報を提供しているかどうかを判断する必要があります。情報が客観的で、根拠が示されているかどうかも確認します。

 

特に医療、薬、健康、金融関係に関わる分野のサイトに対しての外部リンクでは、そのサイトや運営者に関するレビューやフィードバックを調べることも重要です。また、このようなコンテンツで人命、または人生そのものに影響を与える可能性がある場合ではサイトの権威を十分確認し、有識者の意見なども参考にすることが必要なのです。

 

ユーザーはサイトを信用しているからこそ外部リンクをクリックするので、あなたにその責任があるという事です。

 

念のため発リンクはサイトの品質をチェックせよ!

 

画像内、動画内のテキスト

アルゴリズムは画像内や動画の映像で記述されているテキストを読み込む事ができません。グーグルはサイトをレンダリングによりHTMLの情報解析していますが、HTMLの記述でソースが画像である事は認識しても、その中のテキストまでは読み取れないと言う事です。そこで、画像の情報をソースでグーグルに伝えます。これがaltタグ(画像の説明文)です。

 

画像はそのデザインでコンテンツを解りやすくしたり、リンク画像でユーザーを誘導したり、または、ただ単にイメージであったりする訳です。しかしアルゴリズムは画像のaltタグのテキストだけで、その存在する意味を把握しています。なので画像内に記述するテキストはユーザーに対してだけの利便性を考えれば良いと言う事になります。

 

グーグルに対しては、説明文がキーワードとして読み込まれるため、画像を適切にaltタグで表す事がSEO対策になります。しかし画像と関係のないテキストをキーワードとして詰め込んだりすると、スパム扱いになりますので、注意が必要です。

 

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適切に記述されたalt属性はSEO上有効である!