脅威のグーグルアルゴリズム

脅威のグーグルアルゴリズム

グーグルアルゴリズムの種類とSEOの基本

SEO対策の目標はコンバージョン

このページで解る事

当コンテンツではSEO対策そのものよりグーグルがどのように検索順位を決定しているのか、そのシステムについて解説しています。またSEO対策は「ユーザービリティ」に収束しますが、その前段階の基本理論の概要もお伝えします。

 

成果を達成できるホームページ作成と更新

ホームページの運営では店舗、企業サイトなら「お問い合わせ数・申し込み」、物販サイト/アフィリエイトサイトでは売り上げ本数などいわゆるコンバージョンが最終的な目的です。その成果は新規サイトなら、まずはタイトルキーワードの選択、そして新規サイト完成後はキャッシュポイントにコンタクトしてもらうための解析による更新作業で左右されます。

 

コンバージョン数

  • 店舗、企業サイト
    収益 = 訪問数×(お問い合わせページクリック率×送信率×商品単価×成約率)
  • 物販サイト/アフィリエイトサイト
    収益 = 訪問数×コンバージョン率[成約率] ×商品単価

この計算式はすべて掛け算なので、一項でも [0] なら、結果は [0] です。

 

上記の式からSEO対策はキーワード単位での検索順位の上昇で訪問者数を増やす事と、サイトが閲覧されてからの実際の売上に関わるコンバージョン率との2っに分けて考えると解りやすくなりますし、必要なやるべき作業が見えてきます。

 

分数を大きくするのがSEO対策

  • 訪問者数増加の為のSEO対策・・・・分母
  • サイト訪問後のコンバージョン率・・分子

 

初心者さんでしたら上記のSEO対策の基本を習得した方が良いです。この作業では「何の為に、何をどのように」サイトを改善していくのかを明確にします。SEO対策ではカテゴリー別に作業のポイントを絞る事がコツになるという事です。

 

サイト改善のポイント

  1. グーグルの最適化基準を理解する
  2. 訪問者数を増やすSEO
  3. コンバージョン率を上げるSEO

 

コンバージョン率は「ライティングスキル、商品の見せ方、内部リンク付けのテクニック」などがその数値を左右する要因になります。また下記データのように、検索上位表示するほどクリック率が2次曲線で増加します。

 

Google検索順位別クリック率データ

クリック率

 

検索順位でクリック率が上記のように変動すると言う事は、ご自身のサイトのいくつかのキーワードの中で検索順位1位を確保しないと、まとまった数の訪問者を確保できないという事が解ります。新規サイトを立ちあげた場合は1単語のビックキーワードで検索1位表示は絶望的に難しくなる事から、表示回数の多い複合キーワードを考慮する必要があると言う事です。

 

グーグルの収益はどこから

グーグルのキャッシュポイント

グーグルの収益の内訳は下記のようになっています。あなたはグーグルに対して検索エンジンを利用する事で、その使用料を支払った覚えはないはずです。グーグル社はサーチエンジンを根幹とし、利益の80%程度が広告収入によるものです。

 

広告収入
  • アドワーズ・・・キーワードに関連した広告の掲載
    グーグル検索クリック課金制(PPC)

  • アドセンス・・・サイトに直接関連した広告の掲載
    ウェブサイト自体のの収益化
その他の収入
  • Pixel スマートフォン
  • Play ストアのアプリ
  • YouTubeの無広告契約
  • 企業向けのツール

 

グーグル利用者は無料で自分に必要な情報を瞬時に把握できる。企業は需要があるピンポイントでの広告を掲載可能で集客がしやすい。この3者がお互いにWINWINの関係を保つ事でグーグルは成り立っているのですが、グーグルにしてみれば利用者の信頼を得るために、ユーザビリティが高い有益なサイトを上位表示させる必要があります。

 

これがグーグルの収益UPにつながるからです。

 

逆に見るとグーグルと言う会社の経営の根幹が、閲覧者の役に立たないサイトの排除にあるといえます。これは記事の内容が薄かったり、事実とは異なる記事であったりと、閲覧者を混乱させるようなサイトです。

 

利用者にとって有益でないサイトが検索上位に表示されては不便であり、検索エンジンの意味がなくなります。このような事からサイト作成者は良質なサイトを目指し、また維持するために閲覧者目線でSEO対策をほどこします。

 

黒いホームページの排除

SEOのためのSEO対策は評価を落とす

グーグルはそのホームページ作成者がほどこしたSEO対策が、「白か黒」か判断するために検索エンジンをアップデートし進化させています。サイト作成者が故意にガイドラインを大幅に無視したSEO対策を施した場合、その制作者のサイトは大きく順位が下がります。グーグルにとってこのようなサイトは会社の収益を揺るがす事になるからです。

 

悪意のあるSEO対策は見破られ、故意に悪質な場合は圏外に飛ばされ検索結果に表示されなくなります。グーグルはこのような黒いサイトに当然制裁を与えます。これがペナルティです。初心者さんにとって怖いのは、このような悪意がなくてもSEO対策に対する知識不足により、更新を頑張っても中々検索順位が上がらないと言う事態が発生します。

 

例をあげるとサイトの表示スピードなどのユーザビリティに関する部分で、これらはサーチコンソールで改善を求められます。そもそもサイトを検索エンジンに最適化させると言う意識がないと、グーグルの方針からズレてしまいます。サイト作成ソフトにこのような対策が施されている場合もありますが、これ以外はご自身で対策する必要があると考えてください。

利用するサイト作成ソフトのSEO性能を把握しておく

 

作成ソフトやテンプレートのSEO性能
サイトの表示スピードUP
  • 画像圧縮
  • 画像の遅延表示
  • iframeの遅延表示
  • CSSの遅延読み込み
  • 画像・CSSのキャッシュ化
  • GZIP圧縮
  • CSSファイルの結合
補助機能と自動出力
  • レスポンシブウェブ
  • モバイルフレンドリー
  • 画像のwebp出力
  • 構造化データのマークアップ
  • パンくずリスト
  • グーグル用サイトマップの自動生成
  • 基本設定画面文字数カウンター

※ 上記の性能はすべてシリウス2に標準装備されています。

 

被リンクについて

ページランクとリンク

グーグルはホームページのクオリティの評価を数百項目のアルゴリズムで行っています。そしてホームページ内のそれぞれのページを評価するためにページランクという基準を設けて、そのページの価値を位置付けています。

 

グーグル創設者の一人ラリーページが開発した技術で、その特長のひとつに他のサイトからのリンクを [投票] としてサイトをランク付けすると言う事があげられます。また質の高いサイトから被リンクを受けているサイトは、良いサイトであり、みんなが必要とする有益なサイトである。だから上位表示するというのがグーグルの基本的な概念です。

 

※ ローレンス・エドワード・ラリー・ペイジ(Googleの創業者/CEO最高経営責任者)

 

リンクの基本ルール

グーグルジュース

ホームページから外部サイトへリンクすると、発リンクしたホームページの持つ信用度や権威力(グーグルジュース)を被リンクされた側が受け取る事ができます。ホームページの持つ「価値の量」をグーグルジュースと呼ばれます。

  • 発リンク側・・・グーグルジュースを放出する
  • 被リンク側・・・グーグルジュースを受け取る
発リンク

ひとつのホームページが持っているグーグルジュースの量はサイト(ページ)の価値の大きさによって決まっています。これは発リンクの効果の絶対量が決まっていて、そのジュースの絶対量はページ評価が高いほど大きくなります。

 

ホームページからの発リンク数が多いほど発リンクのジュースの量は下がります。これはページランクの高いホームページでも発リンクが多いと、一つあたりの発リンクの価値が下がり「一票の価値」が低くなると言う事です。

 

このようにホームページはグーグルから評価として点数が付けられ、それに見合ったジュースをサイトが保有する事になると考えてください。また発リンクでジュースを相手に渡しますが、発リンク数が多いからと言って自分のサイトのジュースの量が減り、サイト自体の評価が下がると言う事ではありません。正しい発リンクは正しいSEO対策になると言えます。

 

グーグル公式の見解は英文で理解しにくいため私なりに翻訳してみた

発リンクは外部リンクのため特に検索順位を決める要素に関係していない。しかし他のサイトへの適切な発リンクはユーザーがソースをチェックしたり、コンテンツがユーザーの要望にどのように関連しているかを理解するために役立つものである。その結果あなたのコンテンツに価値をもたらす可能性があるため検索順位に関連する可能性もあります。

 

要するにユーザーの役に立つ適切な発リンクは、少なからず自分のサイトにも良い影響をもたらすという事で、逆に関連性の無いサイトへ、むやみにリンクを貼る事はユーザーを混乱させる事になるため止めて下さいねという事です。

 

被リンク

他のサイトから被リンクとして、リンクのジュースの一部をもらう事がSEO対策になるという事です。先程発リンクについてお伝えしましたが、自分のサイトへの発リンク先のサイトの評価が高いほど、ジュースの量が大きくなりSEO効果は高くなります。現在でも良質な被リンクの数が多いほど検索順位を優位にさせる効果はある事は間違いありません。

 

グーグルアルゴリズムの歴史

SEO対策での評価基準と制裁基準

 

ホームページ作成者はグーグルアルゴリズムから高評価を得るために更新していく事になります。この検索ロボットがどのような進化をとげ、現時点でのサイト評価基準になったかを理解して下さい。

 

2000年前後
旧アルゴリズム

グーグル以前のサーチエンジンは、コンテンツの質と、トラフィック量のみを評価していました。被リンクが重要であるという考え方は、グーグルの考え方です。実はまだこの頃、SEO業界の歴史自体が浅く、しっかりとした被リンクの管理システムや、品質管理のシステムは存在しません。

 

2009年
セマンティック技術(日本語の解読)

情報の意味や関連性をコンピュータに理解させた上で、何らかの情報処理をコンピュータにさせる技術。検索エンジンで検索結果の一部として、Webページの要約文(リンク下の説明文)が表示されますが、これも一部はセマンティック技術で成り立っています。アルゴリズムが言語を理解し始めたって事です。

 

また、検索窓に打ち込まれたキーワードと、その言語の関連性や概念を理解して、そのキーワードの意図している意味を考慮させた上で、検索結果に反映させる事ができるようになりました。これは世界37の言語に対応しているため、グーグルの正式な発表こそはないが、このあたりから、グーグルの検索エンジンは日本語を理解し始めたと考えられます。

 

2011年前半
パンダ・アップデート発動

「パンダアップデート」低品質なコンテンツを排除する動きが生まれる。
(この時点ではまだ日本 [日本語] は無視されていたらしい?)

 

2011年6月
日本語の同義語認識システム

「日本語の同義語認識システムに関する改善をした」と正式発表。この時点でグーグルのシステムが日本語をマスターしたと考えて良いと思います。アルゴリズムが日本語を理解し、正当な検索順位を表示させる能力を持ったという事です。

 

2012年4月
ペンギンアップデート発動

Googleのガイドラインに違反して故意に順位上昇させようとしているサイトの排除。

 

2013年2月
2世代パンダアップデート発動

パンダアップデートは頻繁に修正されていますが、2世代では大きな順位変動のありました。パンダ・アップデートとは、コンテンツ評価アルゴリズムです。つまり、ホームページのコンテンツで質の低いものの検索順位を急落させたり、インデックス削除をして検索結果から抹消してしまうアルゴリズムだという事で、その具体的な内容を挙げてみます。

  • コンテンツをコピーしただけのホームページやユーザに価値のないサイトなど低品質なホームページの順位を下げる
  • 調査・研究結果、詳細レポート、思慮深い分析などのオリジナル性のあるサイトの順位を向上させる

 

2013年5月
ペンギン2世代仕様発動

アルゴリズム自体が大幅に変更されました。人工的な被リンクやキーワードの乱用などウェブスパムに対向するための検索アルゴリズムが導入されました。もうこの時点でSEO対策が作為的、人為的である事を誤魔化す事は難しくなり、このようなホームページは検索順位が下がる事から逃げられない状態に追い込まれたと言えます。

 

ペナルティや順位が下がる可能性のあるサイト一覧
  • SEOをテクニカルに過剰施工(被リンク)したホームページ。
  • 他のサイトからデータ(ニュースなど)を持ってきて並べ変えただけのホームページ。
  • 他サイトのコンテンツをかき集めて加工しただけの意味のないホームページ。
  • 検索利用者にとって意味のないリンク集。
  • SEOリンク構築だけが目的のブログのネットワーク。
  • 有料の被リンクを購入しているサイト。
  • 同一テンプレートで作ったサイト。(大量発生のみ!)
  • 相互リンクサービスに登録しているサイト。(過剰登録)

アルゴリズムは被リンク元のホームページ(自サイトに発リンクしてくれているホームページ)の質とアンカーテキストを含む前後の文章が、どれだけリンク先のコンテンツと関連性があるかどうか、ということも考慮しています。

アップデートの語源

  • ホームページが黒か白である・・・と言う事を白黒であるパンダに例えて
    パンダアップデート
  • 白黒のパンダと同じく白黒であるペンギンに例えて
    ペンギンアップデート

 

ここまでをまとめると、外部SEO対策としての被リンクは今までのように検索上位表示させるのに効果的ではあるが、自作自演や購入被リンクは通用しない。被リンクは自然発生的でないと効果は無く、人為的な被リンクを施したホームページは排除する。つまりペナルティが与えられるという事です。

 

2015年4月
モバイルフレンドリーアップデート

スマホが爆発的に普及して、携帯端末での表示性能が良いホームページはユーザビリティに優れるとして、検索結果のリンクの横に「スマホ対応」と言う黄色のマークが表示されるようになりました。

 

私の記憶では上位表示されるサイトは「スマホ対応」のマークで独占されていました。

 

現在では携帯端末に適合しているのは当たり前なので、その「適合表示」もいつのまにか無くなってしまったという感覚です。そもそもスマホに対応していないホームページは検索で上位表示されなくなったので自然な流れと言えます。

 

逆にスマホに最適化されていないホームページは、新たに追加されたアルゴリズムにより評価を下げます。この頃Webデザイナーは争うようにスマホ用サイトを作成されていたはずです。また、この時期くらいからスマホサイトを作成しなくても、CSSでPCサイトをスマホに対応させるレスポンシブウェブという言葉を聞くようになりました。

 

2017年1月
インタースティシャルアップデート

スマホの画面は当然PCより小さいのでスマホの画面に広告を出す場合、その広告の占める範囲が大きいホームページは閲覧しにくいのでユーザビリティが低いと判断され検索順位を落とします。他にも次のような広告は注意が必要です。

アルゴリズムの追加

  • スマホの画面中央にホップアップする広告
  • クリックしないと消えない広告
  • 画面に占める割合が著しく大きい広告
  • その他サイトの閲覧を妨げる広告

 

ここまでのアルゴリズムの変遷で共通している事を要約すると、ユーザビリティに欠けるホームページそのものが、グーグルという検索エンジンの会社の信頼を落とす行為と見なされ、検索で上位表示されるのは難しいという事です。

 

逆に考えれば、グーグルに規約に準拠したホームページで、閲覧者さんが使いやすく、見やすく、解りやすいホームページ作成を心がけ記事内容にボリュームがあれば、キーワードによる上位表示は難しい事ではないと考えられます。

 

2019年7月
モバイルファーストインデックス

携帯端末ユーザー数がパソコンユーザー数を上回った結果、ホームページの評価を判断するためのクローラーの通り道を、パソコンサイトのページから携帯端末サイトのページに切り替えると言う事が実施されました。

 

 

このモバイルファーストインデックスにより、ホームページはスマホのページでインデックスされ評価されるため、PC版ホームページのコンテンツはすべてスマホページに表示させないと、すべてのページが評価対象にならない事になります。

 

今までのように、スマホ画面の特性やコンテンツの内容によっては、PCサイトには存在してスマホサイトには存在しないページもあるのが普通だと考えられていましたが、この事が覆された事になります。

 

インデックスがスマホ中心になったわけですが、PC版クローラーが廃止された訳ではなく別の理由でPC版クローラーは巡回しています。しかしPC版クローラーではページのインデックスをしていないという事です。

 

なので、モバイルファーストである以上、スマホに「全コンテンツ」を出力させて、スマホ中心にホームページ作成をするように心掛けた方が良いという事は間違いありません。実はモバイルファーストインデックスになってからホームページ作成が楽になったと思ってらっしゃる方も多いはずなのです。これはレスポンシブウェブの利用が最善になるからです。

 

なぜかと申しますとレスポンシブウェブなら、PCサイトを作成するだけで、CSSがスマホサイトを自動で出力してしまうからです。ホームページ作成上、コンテンツ内容でスマホ用、PC用という出し分けを考慮する必要がなくなって作業がシンプルになります。なので私は現在すべてのホームページをレスポンシブウェブで作成しています。

 

グーグルもレスポンシブウェブを推奨しています。

 

グーグルは以前、本来別のシステムで存在していたPC用とスマホ用の2っのクローラーを一本化していく旨のコメントを正式に発表しています。グーグルがモバイルファーストインデックスの施行直前に、レスポンシブウェブを推奨していたのはこのためだと考えられます。もちろんシリウス2は十数年前からレスポンシブウェブを採用しています。

 

2020年5月4日
コアアルゴリズムアップデート

コアアップデート

 

検索アルゴリズムとシステムに重要かつ大規模な変更を加えたアップデート

 

グーグルは検索順位に変動が見られなくても、細部のアルゴリズムの調整は頻繁に実施しています。そしてコアアップデートとはアルゴリズムの根幹部分が大幅に変更される事を言います。2020年5月のアップデートはこのコアアルゴリズムアップデートであり、特徴は次項に示す「カテゴリー」に分類されるホームページに対しての検索順位の大幅な変動です。

 

YMYL[Your Money or Your Life]領域の強化

医療、健康、美容、金融、就職情報の正確性や専門性がより重視される

 

このアップデートでは「人生」に大きく関わるコンテンツを扱うホームページに対して検索順位で大幅な変動がありました。上記のようなカテゴリーで重要視されたのが「ホームページ作成者と執筆者の信頼性」です。

 

例えばですが、ある病気に関して誰かにアドバイスを受けるとします。あなたは医者のアドバイス友達の意見のどちらを信頼するのかという事です。ホームページ上でもこのように執筆者の信頼性が問われ、誰がその記事を書いたのかが重要視されるようになりました。コンテンツの執筆者に権威があるかが重要になると言う事になります。

 

もう一つ例を挙げますと、化粧品、健康食品、金融、などでも購入者が実際の使用感、実績などを記事にしても、何らかに裏付けされた信頼性のある根拠がなければ、その記事自体に信頼性があるとグーグルに判断してもらえません。

 

以上のようなアップデートですが順位が下落したホームページの改善をどのようにしていくのか、また新規のホームページの立ち上げで注意すべき点などを知りたい訳ですが、グーグルが公開した記事を次に箇条書きでまとめてみます。

ウェブマスター向け公式ブログ
Google フレンドリーなサイト制作・運営に関するウェブマスター向け公式情報

  • ホームページに問題がなくても、コアアップデートでパフォーマンスが低下し順位が下がることがある。
  • 順位が下がったホームページがウェブマスター向けガイドラインに違反したわけでも、手動またはアルゴリズムによって違反に対する対策が取られたわけでもない。
  • 特定のページやサイトを対象とした変更はない。
  • 逆にアップデートにより、過小評価されていたページのパフォーマンス向上も見込めるようになりる。
  • コアアップデート後にページの掲載順位が下がっても、そのページに修正すべき問題があるとは限らない。
  • 掲載順位が下がった場合は、何か対策をする必要があると感じるかもしれませんが、特段の対応策は無いので、できるだけ優れたコンテンツの提供に集中することをおすすめる。

上記を解釈すると、例え検索順位が下がった場合でも、修正の必要は無いと読めます。確かにこのアップデートの指標である執筆者の権威と信頼性は既存の記事に対応する事は難しいです。優れたコンテンツの提供に集中するしかなさそうです。

 

2024年3月のGoogleコアアルゴリズムアップデート
コアランキングシステムの強化

通常のコアアップデートよりも複雑で、革新的な手法やシグナルが活用されてロールアウトに最長1か月を要する大規模なアップデートでした。また、「ヘルプフル コンテンツ システム」 は「コア ランキング システム」に統合され、同時にスパムアップデートの展開も始まりました。複数のアルゴリズムのシステムが全面的にアップデートされたという事です。

 

検索結果の品質向上

  • 検索者に対して有益であるコンテンツが上位表示に有利
  • 検索に悪影響があるコンテンツに対応
  • クリックさせる事自体を目的としたコンテンツの排除
  • スパムアップデートで違反行為を追加

 

スパムアップデート実施

グーグルは、March 2024 spam update(2024年3月のスパムアップデート)の展開を 2024年3月5日(太平洋時間)に展開すると共に、スパムポリシーに対する違反行為として、下記3つの行為を追加しました。

  1. Expired domain abuse(期限切れドメインの悪用)
    検索で上位表示させる事を目的に中古ドメインを利用した場合に適用される。以前のサイトの被リンクが新しいドメイン保有者のサイトの評価をあげる事を狙う行為が対象となるという事です。
  2. Scaled content abuse(大量生成されたコンテンツの悪用)
    検索トラフィックを集めて検索順位を上げる為に短期間でページを大量生産した場合に適用される。これはツールや人間の書いた記事を問わずSEO目的でのページの大量生産であると判断されれば対象となる。
  3. Site reputation abuse(サイト評価の不正利用)
    検索上位表示を目的として評価の高いサイトのサブディレクトリやサブドメインで、メインサイトとは関係ないコンテンツでありながら検索での優位性を狙いアフィリエイトサイトなどを運用する寄生サイト対策です。

 

コアウェブバイタルのFIDをINPに変更

コアウェブバイタルとは、サイトの読み込み速度 LCP とレイアウト崩れの頻度 CLS 、またユーザーが最初に行なったアクションに対するレスポンスの評価 FID の3っの評価指標ですが、その中でFIDが、INPと言う指標に変更されました。

 

FIDはユーザーがページで最初に行ったアクションに対するレスポンスの評価でしたが、INPはそのページ滞在中に行なったすべてのアクションに対する反応速度を合計した指標になります。ページ全体のレスポンスを評価するという事です。

 

このようなアルゴリズムのアップデートに対する対策は、グーグルのガイドラインに沿った対策を忠実に実践し、ユーザー目線でサイトを更新していくと言う事に尽きます。このコンテンツのカテゴリーページトップにグーグルのウエブマスター向けガイドラインをPDFでダウンロードできるようにしていますので是非ご活用ください。