シリウスなどサイト作成ソフトには自動アップロードなどの機能が付属していますが、このようなソフトでも当初FTPソフトの初期設定は必要になります。
ホームページ作成ソフトシリウスをご購入されている方は、サイト生成後にアップロードを選択できます。アップロード後にFTPソフトの自動設定を選択する事により、ワンクリックで簡単にサイトをアップロードする事ができます。
またこの設定をしておくと、編集しているページ単独でもサイトを簡単にアップロードする事ができます。これはクイック更新ボタンで一瞬で作業できます。
しかしFTPソフトは当初ダウンロード後、始めにアカウント情報等の設定をする必要があります。このコンテンツでそのシステムを理解して下さい。
現在私は転送ソフトをFFFTPからファイルジラに乗り換えています。こちらの方が転送速度も早く、使いやすいのでご検討下さい。
ファイルジラを利用される方もこのページでドメインとレンタルサーバーの設定はこのページのコンテンツをご覧ください。
レンタルサーバーを借りる手続きが完了して、ドメインを取得したあと、ホームページ作成ソフトで、HTMLのデータがある程度完成すれば、いよいよホームページの公開です。
データのUPはFTPソフトを使います。次のコンテンツFTPソフト、ドメイン、サーバー設定から「FFFTPソフト」をダウンロードしておきましょう。
当サイトでご紹介させて頂いているホームページ作成ソフトは、自動でサイトをUPする機能や、ページごとのUPなど、FFFTPソフトに直接触れなくてもサイトをUPする機能が付いているものが、ほとんどですが、FTPの初期設定の方法は知っておく必要があります。
それと、ドメイン取得会社とレンタルサーバーが違う場合、のドメイン設定、サーバー設定等も理解しておく必要があります。実はこの設定を理解する事が重要です。
これはコンテンツの初めに解説した通り、リスクを分散させるためです。なので次の章ではこのドメイン取得会社とレンタルサーバー会社が異なる場合の各設定方法を説明させて頂きます。
ドメインの設定、レンタルサーバーの設定、FTPソフトの設定
このような色々な画面をイッタリキタリ、少々複雑に思えるかもしれませんが理屈がわかると結構簡単ですので、手順を覚えてしまいましょう!
レンタルサーバー | ドメイン | FTPソフト |
---|---|---|
月額 129円〜 |
トップレベルドメイン 300円程度〜 |
フリーソフト 無料 |
上記の会社で契約し、FFFTPソフトを使った場合でご説明していきます。会社が変わっても、考え方、要領、手順等の理論はほとんど同じです。ファイルジラを使う方もドメインとレンタルサーバーの設定はこのコンテンツをご覧ください。
ムームードメインを「さくらレンタルサーバー」で使用できるように設定します。
これはムームードメイン側の設定で、ムームーで取得したドメインを「さくらレンタルサーバーでこのドメインを使います」という管理画面の選択肢にチェックを入れるだけです。
A コントロールパネルログイン
B ドメイン管理からネームサーバー設定をクリック
C 設定するドメインのネームサーバー設定ををクリック
D ネームサーバ設定変更
ここでGMOペポパ以外のネームサーバーと書いていますが、ムームー以外のレンタルサーバーって事です。このような設定は、ネームサーバー設定変更から行ないます。
さくらインターネットのネームサーバー |
|
ネームサーバ-1 |
ns1.dns.ne.jp |
ネームサーバ-2 |
ns2.dns.ne.jp |
まずは、ムームードメインで借りたドメインを、さくらレンタルサーバーで使えるようにするため、さくらにドメインを登録するところから作業をはじめます。
@ コントロールパネルにログインしてトップページ左上ドメイン/SSLをクリック
A 新しいドメインの追加をクリック
B 「ドメインを新規追加」のページを一番下までスクロール
「ムームードメインで取得したドメインを移管せずに使う」の追加をクリック
C 取得したドメイン名を記述して追加をクリック
このページでネームサーバー名が確認できる。↓
D 1、マルチドメインとして使用するにチェック。
E 2、Web公開フォルダを指定する。
後でFTPソフトの設定で作成するファイルを入れるフォルダ名
この時、下層の/をドメインの前に忘れず記入
F 3、ページ一番下の保存するをクリック
ここまでの操作でムームードメインで取得したドメインを、さくらレンタルサーバーに設定完了。次はサーバーにホームページのデータを転送するためのソフトであるFTPを設定します。ファイルジラを利用する方は下記リンクをクリックして下さい。
サーバーにデータをアップするためのFTPソフトをダウンロードします。 このソフトは当然レンタルサーバーと親密な関係にあり、サーバーのコントロールパネルからFTPソフトに、今後色々な情報を送信する事になります。
FTPソフト無料ダウンロード・・・窓の杜
FFFTPをダウンロードをして、左のようなアイコンを、ショートカットとしてデスクトップ上に置きます。
まず先に初期設定が終わっている状態をご覧下さい。
FFFTPアイコンをダブルクリックすると、下のような画面が表示されます。[ホスト一覧]には、もうすでに[テストサーバ]というフォルダが作られています。この中にホームページのデータをアップロードする事になります。
数に制限はありますが、例えばこのフォルダの中の「wwwフォルダ」の中で3つホームページを管理した場合、その3っホームページのドメインはマルチドメインと呼ばれます。
初期設定として、この[テストサーバ]、のフォルダの作り方。
(名前は任意で良い)新規ホスト[N]クリック
ここでの設定は、レンタルサーバーを契約したときの、メールでのお知らせを確認しながらを記入していきます。《 契約サービスの接続情報 》というメールです。
ホストの設定名[T] | テストサーバーと入力 |
---|---|
ホスト(アドレス)[N] | FTPサーバ名 |
ユーザーネ名[U] | FTPアカウント名 |
パスワード/.パスフレーズ[P] | サーバパスワード |
OKクリック
このテストサーバーにホームページのフォルダを作成していくことになりますが、その前にサーバーの階層構造を理解しておく必要があります。私の例で、どこにホームページのフォルダを格納しているか見ていきます。
@ 2っ上の画像の、[テストサーバ]接続[S]をクリックしたときの画面です
ホスト側のフォルダの階層を、理解するため、上のフォルダから順番に全部見ていきます。順番に右側のホスト側の階層が深くなっていきます。 現在一番上の階層のため/が表示されています。
homeからホームページを格納するwwwのフォルダまで、階層を下げるという事です。
A/B・・・・・BはAの一つ下の階層。
A 上記のhomeの中のフォルダです。
次の階層 /homeになりました。
次に開くフォルダ名は、私のアカウント名になるので、赤く隠しています。
B 上記の/アカウント名フォルダの中のフォルダです。
次の階層 /home/アカウント名フォルダになりました。
ホームページのデータを格納するwwwが見えてきました。
C 上記のwwwフォルダの中のフォルダです。
次の階層 /home/アカウント名フォルダ/wwwになりました。
今、下の写真に3っ見えているフォルダに私が管理しているホームページのそれぞれのファイルが入っています。 一つのwwwフォルダの中で、マルチドメインとして3っのホームページがあると言う事です。
D 上記のフォルダright-firstの中のフォルダです。
最後の階層/home/アカウント名フォルダ/www/right-firstになりました。
ここが最終なので、ホームページのファイルが見えています。ホームページを見るという事は、このファイルを見ているという事になります。
このように、ホスト側(レンタルサーバー側)のハードディスクの中のwwwフォルダに、アップしたいホームページのフォルダを作り、そのフォルダの中にファイルを格納します。(フォルダの中のファイル・・・・HTMLや画像ファイル。)
フォルダの作成方法と設定
話が前後しますが、次は、このwwwフォルダにホームページのフォルダを作る手順です。
上の例ではright-firstのフォルダになります。
はじめに初期設定をした画面に戻ります。↓
テストサーバーを選択して、接続!
ホストのフォルダが、/home/アカウント/wwwになっているか確認する。
下の画像@からBの手順で、フォルダを作る。このフォルダの名前は任意で良い。
ドメイン会社でのネームサーバの設定>FFFTPソフトの設定レンタルサーバーでのドメインとFTP設定の必要があり、ブラウザ上で行ったり来たりの作業になります。
最初は少々混乱しそうですが、手順通りに進め、FFFTPの階層構造を理解できればすぐに慣れます。最後にこの作成したフォルダの中に、ホームページの全てのファイルを格納すると、ホームページが見れる様になります。