一昔前にネット上でアフィリエイトと言う仕組みが確率された頃、ペラサイトを量産して稼ぐと言う手法がありました。この頃はとにかくサイトは「内容より数が勝負」と言うような風潮で、それなりに上位表示されていました。
作成ソフトも「量産型」と言うキャッチコピーでたくさん発売されていて、私もそのようなソフトを2っほど使っていた時期があります。しかしグーグルのサイトの評価基準の変遷でユーザビリティを重視したアルゴリズムが強化されていく中、ペラサイトや、被リンクを目的とした意味のないサイトが検索上から排除され、量産型ソフトはその意味を無くしました。
そのような時代の中でシリウスは開発され、上記のような量産型ソフトの一部と認識されていた事もありました。実際シリウス2の販売者は元アフィリエイターです。量産型ソフトは量産するという機能面では優れていましたが、デザイン性に劣るものが多く、閲覧ユーザーのユーザビリティに優れるソフトは皆無に近く、ほとんど販売中止に追い込まれます。
シリウスはこのような時代背景の中で生き残った作成ソフトと言えます。そしてリニューアルされたシリウス2からは、完全に企業や店舗などのビジネスサイト作成ソフトとして生まれ変わっています。
むしろ現在では「何々用ソフト」と言うくだりではなく、オールマイティなソフトでないと検索上位表示は望めません。
私は旧シリウスの頃から、このソフトで店舗・企業サイト作成提供の仕事をしていましたので、シリウスが量産型ソフトであると言う感覚は全くありませんでした。むしろ当時から他の一般の作成ソフトと比べてもSEOでも優れている事は感じていましたし、デザイン性や機能性にも満足していたので、シリウスで他人に提供するサイトを作成していたわけです。
シリウス2は作成スピードが速いので量産型と言えなくもないですが、先程の量産型とはその意味は全く違います。
そして、そもそも作成ソフトの種類に係らず、デザインは作成する人の「作り込み方」です。昔の量産ソフトでも工夫して綺麗なサイトを作成する人もたくさんいたし、できない人はどんなソフトを使ってもチープなサイトしか作成できません。
また、シリウス2については、「サイトを作り込む」事に対して、非常に考えられたソフトと言えます。その充実した機能を使いこなす事で、かなり多彩なデザインを生み出す事は可能ですし、細かい表現も表示する事ができます。
もともとシリウスは、実際のユーザーであるアフィリエイターの意見を取り入れて開発されています。
アフィリエイターとはサイトで商品を紹介するビジネスですが、当時シリウスはトップアフィリエイターと呼ばれる人たちが開発に携わっていました。その人達の要望の結晶と言えます。私もかなりの数をメールで要望してきた一人です。
なので、単に早くホームページが作成できるといった、単純な開発目的ではなく、使う人に優しく、また初心者さんでも簡単に高性能を使いこなせるように考えられ、SEOの観点からも作成ソフトの中でトップクラスでした。
特筆すべき点はシリウス2が私の知っているソフトの中でも、かなり更新頻度が高くバージョンアップが常に繰り返され、より使いやすくなってきていると感じます。そのたびSEO性能も確実に進歩しています。
シリウス2は2008年に発売を開始した「AQUAS」というソフトの後継版ソフトで、このようなバージョンアップが数十回にわたり行われています。私がシリウス2を使い出したのが2012年ですが、かなり使いやすく進化しています。
また、このようなバージョンアップは、最短ホームページテンプレートや賢威などでも見られ、その時代に対応した機能が追加されていっています。そしてソフトの作成性能には作成したサイトの管理性能も問われます。
作成したホームページが増えると、その管理が結構面倒になる事があるのです。シリウス2ではソフトを立ち上げた時、今まで作成したサイトが、下記画像のようにカテゴリーやラベルで保存できるので、サイト管理がしやすくなっています。
ホームページ作成ソフトによって、その機能や便利さは様々ですが、ホームページの出来栄えは、作成したその人自身の作り方で決まります。プロのウェブデザイナーが使う高価なソフトでも、チープに作ればチープなホームページになりますし、格安なソフトでも頑張れば綺麗なサイトをいくらでも作る事ができます。
ホームページ作成の出来栄えは、ソフトの質ではなく人!
私が今作成しているサイトは100%シリウス2を使っていて、サイトを量産するという作り方はしていません。私の場合どちらかと言うと作り込む方です。なのでサイト作成を始めようとしている人にとって、このソフトで不足はありませんのでご安心下さい。シリウス2は量産型ソフトだから不安だと言うお問い合わせが稀にあるのでこの記事を書きました。