サイト作成シリウス2の携帯端末最適化表示のシステムは、テンプレート自体がパソコンの全ブラウザ、アイフォン、スマホでも最適表示されるレスポンシブウェブ対応になっていて、その概要は下記の図の通り2種類です。
シリウス2ではサイト作成時、一旦フォルダにサイトファイルが生成されます。そのフォルダはひとつでパソコンと携帯端末のコンテンツの内容は全く同じで、CSSの横幅調節により各端末の[横幅px]に最適化させます。一般的な企業サイトや店舗サイトであればこの方式を選択しておいて間違いありません。シリウス2ではレスポンシブウェブがデフォルトです。
[レスポンシブウェブ] コンテンツがPCと携帯端末で同じ
当初、何も設定しない場合ではこの設定でサイト作成する事になります。通常はコレでOK!
シリウス2では同時生成も選択できる
[レスポンシブウェブ対応]+[同時生成]
同時生成の機能を選択した場合は、各端末ごとに別々のサイトデータが入ったフォルダを2っ自動生成します。この設定では各端末で、それぞれ意図して違った別の内容のコンテンツを表示させる事が出来ます。
[同時生成] コンテンツがPCと携帯端末で別
この機能を使う場合は、サイトオプションの [スマホサイト設定] 画面で [同時生成] にチェックを入れる操作だけでサイト生成の結果、PC用と携帯端末用の2っのフォルダが自動生成されます。
同時生成は端末によって異なる表示をさせるのが目的で、ホームページ作成では、「PCでは表示させたいが、スマホでは表示させたくない」というコンテンツがある場合に利用します。シリウス2ではこのような場合でも、上記の同時生成機能でキャリアごとにフォルダを生成する事により対応しているという事です。
同時生成で作成した場合、携帯端末からホームページを見た時、自動的にそのキャリアが判別され、それぞれこれらの専用フォルダの中身を表示させます。サイト作成を始める段階で、レスポンシブで作成するのか、同時生成で作成するのかを決める必要がありますが、この選択は作成するホームページの性質によって変ります。
同時生成を利用する場合の注意点
グーグルのサイトの価値を判断するクローラーは携帯端末のコンテンツを巡回しています。
携帯端末よりパソコンのコンテンツの方がボリュームがある場合でも、携帯端末のコンテンツだけで、サイトの価値が決まるという事になっています。なのでこの選択は慎重に行なってください。
この選択はシリウス2で新しいサイトを立ちあげた直後に決定する必要があります。サイト構成等、何も考慮しないで同時生成を選択した場合では、SEOで不利になる可能性もあるので、デフォルトでは通常のレスポンシブになっています。特に初心者さんには同時生成はお勧めしません。
同時生成ではPC用のホームページを作成するだけで、自動的に携帯端末用のサイトフォルダが生成されて、そのままサーバーにアップロードすると、スマホ、アイフォン、タブレットでも最適表示されます。特にスマホ、iphoneサイトを作成するという作業は発生しません。携帯端末用のサイトを作成する必要がないという事は通常のレスポンシブも同じです。
シリウス2でホームページを作成したとき、「サイト生成ボタン」でアップロードするためのフォルダが作成されます。このフォルダのファイルを「サーバーにアップロード」する事に関しては同時生成もレスポンシブでも同じだと言う事です。
このようにシリウス2では、FTPなど最初にアップロードの設定をするだけで、その後はワンクリック全自動で、すべてのPC、携帯端末に最適化されます。また、これらの携帯端末の表示性能は、グーグルのガイドラインに適合していて、SEO対策の観点から [スマホ最適化サイト] であるとグーグルに判断してもらえます。
グーグルツール PageSpeed Insights [ページスピードインサイト]
私はホームページを作成提供する仕事でサイトを企業・店舗に提供しています。同時生成機能は利用せず、すべてレスポンシブで作成しています。PCサイトと携帯端末サイトのコンテンツの内容が同じで良ければ、デフォルトのレスポンシブで問題ないと言えますので、譲れない様な特別の事情やこだわりが無ければ同時生成は選択しないようにして下さい。