初心者さんでもできる!内部SEO対策

初心者さんでもできる!内部SEO対策

内部SEO対策での最低限の知識

内部SEO対策で検索順位に影響する要因

サイトの価値が判断される4っの要因

  1. オリジナリティ・・切り口、素材、表現力
  2. 信頼性・・・・・・事実の裏付け、執筆者の権威
  3. 専門性・・・・・・対象分野の知識量、コンテンツの解りやすさ
  4. ユーザビリティ・・スムーズな閲覧、適切なリンク付け、デザイン性

オリジナリティ

アルゴリズムの進化により、グーグルは文章のオリジナリティ信頼性専門性を判断できるようになりました。これらの指標が兼ね備えられた文章が検索上位に表示されやすい条件と言えます。ではホームページでアルゴリズムが判断する信頼性がありオリジナリティと専門性が高いとは、どのような文章であるか認識しておく必要があります。

 

楽曲の場合

一般にCDや音楽配信で販売される楽曲はトリビュートか盗作でない限りオリジナルです。でも完全にオリジナルかというと、そうでもないです。コード進行とか転調の仕方が似ていて、同じような曲に聞こえるものもあります。

 

しかし、4小節まるごと歌詞から音程まで何もかも同と事はないです。このように音楽の世界では部分引用という概念は無いものだと思います。トリビュートの楽曲の場合では正式な手続きの元、クレジットに原作者を記載するのが常識です。本の引用文も同じことが言えます。でも人間は完全に0から創造すると言う事は、よほどの天才でないと無理です。

 

文章の場合

ネット上の文章で何かを「紹介」するのにしても、「まとめる」にしても、「教える」にしても、いずれにせよ、その内容は誰かの模倣となり、あるいは影響を受けていて、それは淘汰されて受け継がれていき、最適、最新の状態で保存されるものだと考えられます。なのでグーグルが理想とする完全無欠のオリジナルの文章を作成する事は事実上難しいでしょう。

 

しかし「誰にでもできる」完全なオリジナルな情報を執筆する方法が一つだけあります。

 

それは自分の経験失敗、成功例独自の意見などの自分自身の「感覚」を執筆する事です。

 

それと「自分のおいたち」の場合、100%同じ人生を歩んだ他人はいない訳で、これを文章にした場合は完全にオリジナルの文章になります。ホームページで会社概要のコンテンツがトップページより上位に表示されるという現象はこのような要因があるからです。会社概要の会社名、代表者名、住所、電話番号は唯一無二の完全オリジナルですから。

 

または、会社沿革、個人経歴も完全にオリジナルコンテンツです。

 

グーグルは拾った文章の継ぎはぎや、全くのコピー、リライトを嫌います。ネット上で無数にころがっている文章の寄せ集めでは、アルゴリズムに高評価の判定は受けられません。例外としては難解な文献、歴史などをわかりやすく要約し、読者が理解しやすいようにまとめたものなどはそれなりの評価を受けます。特に歴史は頻繁に内容が変らないので顕著です。

 

サイトの信頼性

パンダアップデートの時に追加されたアルゴリズムに、ホームページの「信頼性」を判断するという、よりファジーで人間的である能力が追加され、情報のクォリティとその裏付けを読み取っています。

 

レストランの情報の例
  • ココにレストランがあります。○○風。
  • 交通の便、定休日、営業時間
  • こんなおいしいランチがあります。ボリュームはこんな感じ
  • でも○○はイマイチです。
  • 雰囲気は、店員のサービスは?
  • 食材の産地
  • 誰と一緒にいくのが最適か。
  • お店のシーンと快適さ。(音楽、温湿度、空気清浄度、天井高)
  • 廻りの環境。(景色、騒音源の有無)
  • トイレの清潔度。女性が使いやすいか。
  • 身障者に配慮はあるか。(バリアフリー)
  • 自分が利用した感想。
  •  

    このように閲覧者に対して、多くの有益な情報をサイト作成者の経験と見解を記事にする事が、「信頼性」の評価が高くなる要因となり、「専門性」も評価に深く関係し、その分野でより深く追求されているコンテンツが有利になります。

     

    例) レストランだとすれば「個室あり」だけのお店の情報など。

     

    信頼性と専門性は例えば「量子力学」のような特殊な分野だけで評価される指標ではなく、上記のようなレストランなどの飲食店などを含めすべての分野で評価の対象となります。食材で他店と差別化している飲食店では、産地や生産者を厳選しているはずで、そのようなお店では恐らく調味料にも拘りがあると思いますが、これらが有益な記事のネタとなります。

     

    グーグルが理想としているサイトコンテンツ

     
    • ネットで拾ってきた文章やリライトではない事。
    • 自身の経験を生かしたオリジナリティのあるコンテンツ。
    • 自分の言葉で書いた記事。
    • コンテンツを深く詳しく掘り下げている事。
    • 誰が読んでも解りやすく信頼できる情報である事。

     

    このようにまとめると「閲覧者に有益な内容」に行き着きます。

     

    それと以前は、「コンテンツの量そのもの」が有益な文章であるとアルゴリズムは判断していましたが、現在では単純に文章量、ページ数がサイトの評価に比例しません。以前は単にコンテンツのボリューム自体が評価されていましたが、アルゴリズムの進化でこの評価指針は無くなり、文字数という指標だけにヒットして上位表示される時代が終わりました。

     

    アルゴリズムは文章の著者情報まで理解しています。

     

    これからは、同じような内容の文章がダラダラと書かれた、ただ長いだけのコンテンツは重複とも見なされ、返ってマイナスの評価となります。短くても読みやすい、まとまった文章になるよう心がける必要があります。

     

    ページ数を減らして、内容を濃くするというSEO対策も考えられるわけです。

     

    閲覧者が人間である以上、人に対するSEO施策であると言う認識で作業する必要があり、内部のコンテンツは他人に見られているという意識が大切です。SEOばかりを気にすると、その意識が薄くなってしまいます。それを見直す事が本当の内部SEO対策で、グーグルに対するSEOのためにホームページを作っている訳ではないと言う事です。

     

    サイトが専門性で評価されるために

    ホームページの専門性を高めるための施策

    専門性が評価されるための7っの基本

    • 抽象的な概念を具体的な実例で説明する
    • 具体的な例やケーススタディを使用する
    • 読者のニーズやレベルに合わせた情報を提供する
    • 専門家向けの詳細な情報と一般向けの簡潔な情報を適切にバランスさせる
    • できるだけ簡潔で分かりやすい言葉を選ぶ
    • 画像やグラフィックスを使用し、視覚的な要素で情報を解りやすくする
    • 専門分野の情報は流動的であるため最新の情報やトレンドを反映する

     

    対象となる分野に関連する専門用語を積極的に使用することで、アルゴリズムはコンテンツの専門性を評価しますが、専門用語を過剰に使用すると、一般の読者に理解されにくくなる場合があります。なので明確で的確な補足説明を付け加えて、誰が読んでも理解できるような文章にする必要があります。中学生が読んで解る文章が基本です。

     

    また、ホームページのコンテンツの専門性が評価されるためには、的確で価値のある情報であると共に、その情報の信頼性を裏付ける根拠となる事例や体験を添えたり、また引用や参照を行うことが有効です。そして専門性を高めるために、引用や参照を行なう場合は、信頼性の高いデータや研究結果を的確に情報源とする必要があります。

     

    もちろんご自身が専門家や業界リーダーであった場合にそのコンテンツは専門性でアルゴリズムから確実に高い評価を受けるはずです。どちらにしてもコンテンツ自体が訪問者の関心に沿った情報を提供している事は大前提です。

     

    サイトのユーザビリティを高める

    閲覧のしやすさ

    コンテンツの内容が優れているサイトでも使い勝手の悪いホームページは閲覧者にとって不便です。サイトの使いやすさは内部ページのリンクが充実していて、またそのリンクが適格である事が重要で、この事も内部SEO対策に関係します。

     

    内部リンクの基本

    1. どのページを見ていても、トップページにすぐ戻れる。
    2. 閲覧しているページトップにいつでもすぐにリンクで戻れる。
    3. リンクにより順序立てて閲覧できる。
    4. カテゴリー単位で構成がまとまっていて、そのトップにすぐ飛べる。
    5. 関連ページにリンクしている。
    6. 他ホームページに飛ぶときは別ウィンドウで。
    7. 同じサイト内は同じウィンドウで。

     

    サイト内ではどこからでもすぐにトップページに戻れるリンクが特に重要になります。これは閲覧者が必ずトップページから訪問するとは限らず、階層の深いページからもアクセスするからです。検索ではあらゆるキーワードでヒットする可能性があるため、すべてのページからスムーズにトップページに飛べるようにしておきます。

     

    最低限上記のような内部リンクは必要です。普段から自分自身で自サイトを確認するときに、使い勝手が不便になっていか意識します。見慣れたサイトが使いにくいようであれば、訪問者は完全にユーザビリティに欠けていると感じます。

     

    ホームページに内部リンクを付けるメリット

    内部リンクのメリット

    • クローラーの巡回で更新時キャッシュされやすい。
    • 閲覧ページ数が増える。
    • サイト滞在時間が長くなる。
    • ロングテールでの訪問に対応できる。

     

    内部リンクは、ユーザーが関連するコンテンツを簡単に見つけるのを助けます。これにより、ユーザーが興味を持つ可能性のある他のページにアクセスしやすくなり、サイト内での滞在時間が延びる可能性があります。

     

    また、内部リンクはサイト内のページを相互に結びつけ、検索エンジンがサイトの構造を理解しやすくします。これは適切に配置された内部リンクは、検索エンジンのクローラーがページをより効果的にインデックスできる事につながります。

     

    そもそも内部リンクは、テーマやトピックに関連する他のコンテンツにユーザーを誘導することができます。これにより、ユーザーが関連性の高い情報にアクセスしやすくなり、コンテンツの関連性が強化され統合性が向上します。

     

    適切な内部リンク戦略を採用することで、サイト内の重要なページにリンクジュースを集中させることができます。リンクジュースの集中はそのページの権威性が高まり、検索エンジンのランキングが向上する可能性があります。

     

    総じて、適切な内部リンク戦略はユーザーエクスペリエンスの向上とSEOの強化につながり、サイトのパフォーマンス向上に寄与します。このように内部リンクはサイト全体の検索ランキングを向上させるのに役立ちます。

     

    有効なリンクのつけ方

    セマンティック技術の進化によりリンクテキストとリンク先の文章の意味の一致性が求められています。リンクテキストに言葉の意味を持たせ、且つリンク先の内容と整合するようにします。([青文字]をリンクテキストとする)

     

    ユーザビリティ(わかりやすさ)を重視する

    例1) × 内部リンクは [コチラ]
    例2) ○ 次の [内部リンクの重要性]

     

    例1)のコチラという文字は抽象的でありリンク先の文章の内容を予測できません。リンク先のページのキーワードを含んだ文字列を使用しておく必要があります。

     

    正しいリンクテキストのメリット
    1. 興味のない無関係なリンク先に利用者がストレスを感じなくなる。
      利用者にリンク先の情報を予測しやすくしてあげる。
    2. 検索エンジンがリンクテキストと、リンク先の文章との関連性の分析が早くなる。
      クローラーがサイト内を巡回しやすくなる。

     

    メニューリンク記述の注意点
    キーワードを含んだリンクテキストの過度の羅列は避ける

    元々1ページ内に多数のキーワードリンクテキストを設置する事はユーザビリティの低下を招き、キーワードの出現頻度過多によりアルゴリズムから低評価を受ける可能性があります。SEOを目的としたリンクであると判断されるからです

     

    同様にトップのグローバルメニューやサイドメニューのアンカーテキストにはリンク先ページのキーワードを含めるとSEO上有利ですが、アルゴリズムから好ましくないと判断される可能性もありますのでその事例の記述を見ておきます。

     

    次のようにグローバルメニューで、各メニューの全てにキーワードアンカーテキストを入れる事を避けます。例えばSEOのサイトがあったとします。そのグローバルメニュー(トップメニュー)を次のように記述してはならないと言う事です。

    悪い例

     

    |SEOトップ|内部SEO|外部SEO|SEOの基本|最適なSEO|SEOの注意点|

    良い例

     

    |トップページ|内部SEO|外部SEO|見出しタグについて|グーグル最適化|内部リンクの注意点|

     

    リンクテキストのポイント/背景のコントラストを小さくしない

    文字のポイントが極度に小さいと読みにくく、隠しテキストと判断される。またテキストを背景色と同色にはされないと思いますが、これは検索エンジンがユーザーに対して認識できない文字と判断し、リンクに違う意図が隠されていると疑われます。

     

    画像とalt属性の記述

    画像の属性記述は適切にした方が良いです。もともと画像の要素imgはカラ要素になるため画像の代わりの文字を alt=”○○” とし記述します。これはブラウザによって画像が表示されないとき、画像のイメージを伝えるためです。

     

    alt属性値はメタ情報であり、過去にスパム扱いとなるようなキーワードの羅列があったため、グーグルが監視しています。サイト作成者は普通に画像の意味が明確に読者に伝わるように記述して下さい。

     

    こくまでを勘案すると、どのようなホームページでもリンクを多量に貼っているページで、コンテンツが極端に少ない場合では検索エンジンに低評価を受ける可能性があるという事です。これらを、「すべて行ってはいけない」という事ではありません。ただこのような事を重複させ、いくつも記述すると検索結果に影響する可能性があるという程度に考えて下さい。

     

    文脈に沿ってスムーズにリンクを付ける事が重要です。あくまでもユーザー視点で使いやすいようにしておけば間違いないという事です。要するに外部SEOの被リンクと同じで、SEOを意識してやり過ぎないと言う事です。

     

    結局グーグルは「過剰」を嫌っていて、それらを発見すると疑いの目をもって見られるという事です。

     

    引用文
    GoogleのMatt Cutts(マット・カッツ)氏の質問に対する回答。

     

    ーー質問
    キーワードに完全に一致したアンカーテキストでの内部リンクはサイトに悪影響を及ぼすのか。こういったリンクはサイト内をユーザーを適切に誘導するのに役立っている。ペンギンアップデートのせいで同じアンカーテキストのリンクが多すぎるとランキングを下げられることがあるだろうか。

     

    ーー回答
    普通は大丈夫だ。内部リンクが何かトラブルを起こすことは普通はない。

     

    “絶対に”ではなく“普通は”といった理由は、「絶対に大丈夫」と僕が言った瞬間に同じアンカーテキストで1ページに5,000本もリンクを貼る人が出てくるからだ。

     

    重複記事

    重複記事は確実にサイトの評価を落とすのか

    ホームページの重複記事とは、同じ内容や類似した内容が複数のページで掲載されている状態のことを指します。これは、検索エンジン最適化(SEO)の観点から見て好ましくない状況です。重複コンテンツがあると、検索エンジンがそれらのページを正しく評価できず、ランキングや検索結果の品質が低下する可能性があります。

     

    また、ユーザーにとっても混乱を招き、サイトの信頼性や使いやすさに影響を与える恐れがあり、SEOの観点からはホームページ内での重複記事は避けるべきです。それでは重複記事の存在はどの程度サイト評価に悪影響があるでしょうか。

     

    実はこの当サイトでも重複は存在します。このサイトはホームページ作成ソフトをご購入頂いたユーザーの方に、特典を渡しているのですが、確実に特典を受け取って頂くために注意書きを掲載しています。この注意書は660文字ですが5箇所にまるごとコピーしています。ご購入の際クッキーやスプリクトが正常でないと特典受け取りのメッセージが出ないからです。

     

    当サイトでは他にもこのような重複記事が以前から存在しています。しかしペナルティの警告等はありませんでした。この程度ならOKと勝手に解釈しているのですが、正当と思われる理由があるからです。その理由とは重複に悪意はなく、お客様に迷惑をかけないという主旨であり、注意をうながす為の記述である事、また前後の文章に違和感がないという理由です。

     

    重複記事に対するグーグルの見解

    引用文
    サイトに重複するコンテンツが存在しても、偽装や検索エンジンの結果を操作する意図がうかがえない限り、そのホームページに対する処置の理由にはなりません。重複するコンテンツをペナルティの原因と思われる方がいらっしゃいますが、大抵の場合問題は別にあります。

     

    グーグルのペナルティというのは色々な規約違反が重なって単なる人間的なミスではなく、SEOを意識した故意によるものだと判断された時にかせられるものであると考えて下さい。それはいわゆる免許証の原点制度みたいなものです。

     

    単なる駐車違反だと反則金と減点ですが、一番ひどい、飲酒、ひき逃げ死亡事故では、当然一発免許取り消しで刑務所行きになります。「ひき逃げ」というのは「故意」です。これに対してはどんな法律でも厳罰がまっています。そして自転車の二人乗り程度は見過ごすかもしれませんが、そのまま信号無視するようならパトカーはマイクで怒鳴ります。

     

    検索エンジンで圏外に飛ばされ「キャッシュがなくなる」というのは、アルゴリズムがその処置を判断しているわけで、過失死亡事故並みのグーグル規約違反を犯しているのです。上記の引用文の通り悪意がある作為の有無が問題になります。

     

    Hタグについて

    Hタグはホームページタイトルの次に重要で、新聞で見られる「大見出し、中見出し、子見出し」に相当し、書籍などでもこのようになっています。サイト作成ではこのHタグを使う上でのルールは守っておいた方が良いです。

     

    シリウス2では「h1、h2、h3、h4、h5、h6」までワンクリックで挿入できます。この見出しタグを記述するルールには順番の法則があり、それは飛び越さないという事です。基本的にページの先頭のタグは「H1」になります。

     

    良い例

     

    h1→h2→h3→h2→h3→h4→h3→h4→h5

    悪い例

     

    h1→h2→h4→h2→h4h6→h3→h6→h3

     

    ※ 赤字の記述はそれぞれ見出しタグの順番を飛ばしています。

     

    上記の悪い例は極端に書きましたが、ホームページは一般的に「本、新聞」と同じで見出しを飛ばしてはいけません。サイト作成ソフトの場合このミスを犯しやすいです。それは [Hの種類]で画像がそれぞれ対応している場合があるからです。

     

    シリウス2の見出しタグのデザイン

    h1の見出しタグです

    h2の見出しタグです

    h3の見出しタグです

    h4の見出しタグです

    h5の見出しタグです
    h6の見出しタグです

     

    シリウス2ではCSSで「見出し」を出力しますが、基本的に大きい見出しから小さい見出しに向かってHタグも追従して文字ポイントが小さくなっていきます。またデザインや色をカスタマイズできるので作業性が高く記述ミスも少なくなります。

     

    作成ソフトで画像「見出しの種類ごと」に割り当てられている場合は作業しやすく、またデザイン的にも、構成の組み立てでも便利です。しかし画像を優先し、そのデザインで順番を変えると上記のようなルール違反を犯してしまいます。

     

    見出しタグの適切な配置はクローラーがスムーズに巡回できて文章が理解されやすくなります。またキーワードによりページの構造が解りやすいという判断もされます。Hタグについてはルールは守ったほうが良いという程度で、ルール無視が即SEO的にマイナスになるという事ではありませんが、SEOは小さなルールを守る事の重ねなので意識した方が良いです。

     

    ブラウザでのサイト表示速度

    サイト表示速度はユーザービリティのひとつの指標である

    最近の傾向ではサイト表示速度が評価の指標で重要になってきています。このサイト表示速度の測定はグーグル公式ツールが公開されていますので下記にリンクを貼っておきます。ツールではイエロー、レッドゾーンに入ると不合格です。

     

    サイトが表示される場面は色々あります。検索でのサイト表示、他サイトから飛んできた時、同サイトから別ウィンドウまたは同ウィンドウでの表示など、アルゴリムは表示速度を監視する事でユーザビリティの優劣を数値化しています。

     

    サイトの表示速度が遅い場合は検索順位結果に直接影響を与えると認識してください。

     

    また表示速度が遅いと必然的に離脱率が高くなりSEOではマイナスの要因になります。このような事からシリウス2を利用しているユーザーは「表示速度設定」で必ず「表示速度を速くするための7っの項目をすべてON」にしておいて下さい。

     

    グーグル公式ページ
    関連ページ
    外部サイトリンク [別窓で開きます]

     

    グーグルの規約には検索結果にあまり影響しない事から重大な事まで非常にたくさんのルールが書かれています。検索結果にあまり影響しない事であっても、地道に作業してホームページに取り入れていく事は絶対にプラスになります。

     

    内部SEOに関してはユーザビリティにかかわる事項が多いです。全く同じようなライバルのホームページがあったとした場合、アルゴリズムの理屈から考えると小さなルールでも遵守した方がやはり僅差で上位に表示される事になります。

     

    このように少しでもユーザーのために使いやすいホームページであることを意識して作成するべきであり、これはグーグルのメッセージみたいなものであると理解しておけば良いと思います。表示速度はこれに該当すると言う事です。

     

    ホームページのタイトルについての注意点

    ホームページ作成の計画で、ユーザー層などのターゲットを含め、商品(サービス)の決定後、一番最初に「タイトル」を決めると思います。この「タイトル」は後で変更の必要が無いよう、最初にしっかり熟考して決めてしまう必要があります。タイトルテキストはクロールする上で、グーグルが一番重要と判断しているキーワードです。

     

    グーグルはホームページがインデックス(グーグルに認知)された後に、あまり頻繁にタイトル名を変更するとスパム行為とみなす傾向があります。なぜスパム行為とみなすのかをグーグルは公式に見解を述べています。(下記引用文参照)

     

    タイトルを変更する事を、グーグルはサイト管理者の、検索エンジン上、上位表示させるための「作為的な行為」と判断しています。それプラス「サイトタイトルを変更する事は、ユーザーの混乱を招く」とも、発表しています。

     

    引用文の一部・・potentialgeek氏
    The best time to optimize is at the time of original creation.
    Do it once. Do it right.

     

    “(タイトルを)最適化するのにいちばんいいタイミングは、作成する時だ。

     

    一度できっちり仕上げろ。

     

    ただ上記の見解は、「頻繁に変更してはいけない」と言う事で、ホームページを立ち上げた時期直後から、半年間に2〜3回の変更ならペナルティの心配は無いようです。これはあくまでも私の経験で、以前に何度かタイトルテキストを変更して様子を伺った時期がありました。やはりそれでもタイトルを決める際はしっかり時間をかけて慎重に作業て下さい。

     

    テンプレートの内部SEO対策

    内部構造によるSEOは、よほどの事がない限りテンプレートが持つ実力であると考えていただいて結構です。装飾がいかにCSSに集約され、かつ結合されファイルが軽く、HTMLのソースが綺麗であるか、また表示スピードが速いかです。

     

    クローラーがホームページ内を巡回しやすいかどうかは、内部リンクの設置方法や設置場所、またリンクテキストにも影響されます。シリウス2ではカテゴリーの下層ページへのリンクは自動で付きますし「パンくずリスト」も自動挿入されます。

     

    このような事は初心者さんほど作成ソフトのSEO性能に左右されると考えてください。特に構造化データのマークアップなどの内部SEOは、そのシステムを組むのが難解なため初心者さんでは相当な時間の浪費になります。

     

    サイト作成ソフトやテンプレートで内部SEO性能で有利であると言う謳い文句は、どのような販売ページでも書かれていますが、これは絶対に考慮するべきです。後々の時間の節約にもなるため、作成ソフトの選択は超重要なのです。