

A 適切な時期にパスワード等を変更する程度で十分です
イタチごっこのセキュリティ対策
私の過去の思い出を暴露して、セキュリティ全般について考えてみたいと思います。ホームページを作成するようになると、FFFTPだけでなく他のシステムでもセキュリティについて気になることが多くなっていくと思います。セキュリティについて私の体験談をブログから移設しました。
私の悲惨な話は笑えます。
※ 昔のブログからの移設記事
「絶対に盗難されない車が2分で?」
私には若い頃から夢がありました。
たかが車の話ですが、物心がついた頃から、「いつかはクラウン」
という、同世代なら聞き覚えがあるこのフレーズ、
この、[名キャッチコピー] が脳にインプットされていました。
ゼロクラウンという
新型モデルが登場したとき、
「おぉ!これ、、カッコ良すぎる。絶対に買う」と決めました。
まぁそれなりに貯金もしていたし夢でもあったため、
思い切ってフルオプションで購入しました。
最新ナビ、本皮シート、サンルーフ、ありったけの欲しいもの全部セット。
見積りは、700万円オーバー。
「クラウンはカッコよくて安全・安心」のはずが、
一回目の車検前の出来事。
ある日、私はマンション住まいなので、
1階に降り、敷地内平面駐車場までテクテク歩く事50歩です。
なのでエントランスホールを出たところから、
いつもなら車が見えます。
無い・・車が!
「??昨夜、確かに止めたよなぁ、ココに」
血の気が引いて管理人室へ。
事情を話し、監視カメラのモニターを見ると、
二人組みの男がプリウスでやってきて、私の車にロックオン!
横付けしたかと思うと一人の男が車から降り、私の車をなぜか1周。
そして2台で去って行きました。
確かトヨタさんは、「クラウンは盗難にあわない」と言ってたはず。
イモピライザーという、電波式のキーシステムで、
本人のキーでないと、絶対にエンジンはかかりません!
管理人室のモニターでは、
2分で車のエンジンはかかっています。
どういうことですか?
盗難保険に入っていたのが救いです。
セキュリティは人間が考えたシステムなので、そのシステムを作った人でなくてもマネできてしまうと考えるのが当たり前です。私の車のイモピライザーは、キーから常に微弱な電波を発信していることから、現在では素人の知識でも一瞬でロックを解除できるらしいです。逆に泥棒からすれば車を傷付けずに盗めるので一石二鳥となります。
先進的な技術より、例えばハンドルロックのような物理的システムは日常で面倒になりますが気分的に信用できます。しかしタイヤロックにしてもハンドルロックにしても、道具と知識と根性と精神で10秒あれば解除できるらしいです。
その道の熟練した悪い人にかかれば、セキュリティは簡単なパズルみたいなものです。
先日私のインターネットビジネスの師匠であるI氏は、ウイルス・Gumblar(ガンブラー)にやられました。サイトの中身を改ざんされ、慌てふためいていたその様子を、後にサイトで書き綴られていました。
その方はFTPソフトの情報を、転送中に破られているのです。
正確に言うと、データの送受信が盗まれたのではなく、パソコンがこのGumblarウイルスに感染している段階で、FTPアカウント情報を盗まれたという事です。通信に関する送受信の安全面はレンタルサーバー側も、SFTPやFTPSなどのシステムで対応していますが、サイト運営ではパソコン自体のウイルス感染が原因になる事もあります。
セキュリティを万全にしておく事は、ホームページを運営している限り必要だとは思います。しかし私の考えではサイトのアップロードのセキュリティならFFFTPで十分であると考えています。ファイルジラの方が少し優れる程度です。
色々対策を考えてもキリがなく、やられる時はやられると言う事です。みなさん使っているFTPに関して、もし安全対策に考慮するなら次の方法が考えられます。面倒な事もありますが、どれか一つは実行して下さい。
シリウス2の場合でしたらサイト管理画面からサイトデータを一括でバックアップできますので、そのファイルをUSBや外付のハードデスクなどにコピーするだけです。サイトを更新した直後にバックアップするクセを付けてください。
サイトは大切な財産ですから、FFFTPのセキュリティが気になる方はこのような対策をお勧めします。私が盗難された車は「物」なの保険でなんとかなりますが、サイトという「情報」に関しては最低限の危機管理が必要です。