ホームページビルダーからシリウス2へサイト移行する方法ホームページ作成ソフト引っ越しの概要なぜHTMLごと移行できないのか?独自タグについてホームページビルダーからシリウス2へブラウザからのコピペ貼り付けが一番早い!サイト作成ソフトシリウス2は基本的にサイト作成画面で、シリウス2専用のタグによりサイトデータを作成し、そのデータを正式なHTMLに自動変換してフォルダにまとめられます。これをサイト生成と言います。シリウス2でサイト作成する場合において、作成画面上の画像や文章の記述は、ブラウザで閲覧できる正式なHTMLではなく、シリウス2の独自のルールに従って書き込まれていく事になります。シリウス2ではこのタグを「独自タグ」と呼び、このタグでホームページを作成していきます。そして、作成ソフトによってタグの規格が異なるため、ソフトを引っ越しする際に、そのままソフト上のデータを丸ごと左から右に移行する事は、どのようなソフト間であっても実現できないと言う事になります。[例外] ブログや WordPress シリウス2にはブログの記事をデータ化するデータフォーマットがあります。この形式の記事であれば、シリウス2にインポートする機能がありますので、一括でテキストデータを移動させる事が可能です。但し画像については対応していません。記事データの書き替え記事のインポートブログやWordPress から出力した記事ファイルをシリウス 2に取り込むことができます。(HTMLファイルを読むこと 読み込むことはできません 。)記事のエクスポートシリウス2の記事をブログやワールドプレスで読み込める形式に変換します。シリウス2にビルダーのデータを引っ越して更新する作業の基本基本的に現在ホームページビルダーで制作したホームページをブラウザに表示させ、ブラウザ上でテキストをコピーしてシリウス2のサイト作成画面に貼り付けるという作業が基本になります。移行するページの作業の流れテキストのコピー&ペイスト見出しの振り分けテキストの装飾とリンク設定画像の移行と画像リンク設定(ページURLは絶対に変更しない事!)トップページは最後に移行するトップページを後で作成する理由とメリット手順として、トップページは当初「空」のまま作業を進め、一番最後に引っ越しします。これは後にトップページから下層ページにメニューを含めたリンクを付ける事になるためです。シリウス2ではリンクタグは5秒で付ける事が可能ですが、肝心の下層ページが無くてはその機能をフル活用できません。トップページを最後に作業するメリット飛躍的に移行スピードが上がるリンク付けが超スピードで簡単にできるサイトの構成を把握しながら作業できるトップページのデザインが洗練され使いやすいサイトになるグローバルメニューやサイドメニューを刷新できる上記のような理由からソフトの乗り換えはトップページを最後に作業します。またこの機会にホームページの顔であるヘッダー画像もシリウス2のヘッダー画像作成機能を利用して作り変えます。シリウス2の作成コマンドを使いながら作業する店舗企業サイトであれば、「会社概要のページ」や「よくある質問」のページから引っ越す事をお勧めします。また引っ越し作業をしながら、シリウス2に慣れる事を意識してください。シリウス2の便利機能 作成ツールサイト移行でよく使う作成ツール文字の大きさ/色の変更/太文字テーブル枠の自動作成リンク付け機能画像の取り込み機能レイアウト枠ボタンリンク作成モジュール作成文字装飾機能文章の右寄せ/左寄せマーカー機能目次作成リストタグ見出しタグ付機能水平線の記述ポイント挿入機能画像付きポイント挿入機能テンプレートの横幅調節シリウス2のテンプレートの幅調節機能pxで指定する順番テンプレート全体の横幅メインメニューの横幅サブメニューの横幅(3カラムの場合)テンプレート全体の横幅の誘致からメインメニューの横幅の数値を引いた値がコンテンツの横幅になるという事です。この設定でメインコンテンツ部分の横幅は自動で設定されます。シリウス2に引っ越しするページの初期設定初期設定の記述は、SEOに大きく影響します。シリウス2で初期設定をする場合ファイル名 [URL] を記述しますが、もちろんホームページビルダーで設定しているページ [URL] を記述してください。ここでの設定で超重要な事が、URLを変更しないという事です。新しいドメインで一新される方もいらっしゃると思いますが、その場合は今まで積み上げたグーグルからのホームページへの評価値が0になります。エントリーページの新規追加設定? ページタイトル H1テキストH1のページ見出しはグーグル検索で表示されやすいこのH1見出しについてはサイト全体設定の [任意設定] で記述する事ができますが、この設定は旧シリウスからサイトデータを移行した場合に自動で表示されます。新たにシリウス2を購入された方は、デフォルトでページタイトルがH1で表示されますので何も記述しなくてもOKです。空のままでSEOには影響ありません。? メタディスクリプション [記事の概要] は最重要ページ説明文をよりわかりやすくするよりインパクトがある説明文 [記事の概要] はクリック率を上げることができます。引っ越しの際ついでにこの説明文を見直し、より魅力的な文章に書き換えておきましょう。? ファイル名デフォルトの [entry] から変更する事ができます。? 公開設定右の [▼ボタン] から公開を選択します。? 「メニュー上の表示テキスト」記述したテキストがサイドバーのメニューで表示されます。サイドバーで一列で表示されるように、ページタイトルを要約したテキストで記述します。必ずページタイトルキーワードを入れた上でクリックされやすいように簡潔にまとめます。? 「タグ付け」タグを設定すると、[サイト内検索] された場合にタグ設定した記事が一覧で表示されます。? 「サムネイル/ヘッダー画像」サムネイルサムネイルを設定しておくと、最新記事や、更新情報、またページ送りなどで表示されます。ページ内で表示される箇所と頻度が高く目立ちますので、綺麗な画像を設定しておくとサイトデザインが優れ、クリック率も上がります。※ ページ送りの実際の表示ヘッダー画像トップページで設定した画像とは別に、個別にヘッダー画像が表示されます。当初公開までのスピードが優先されると思いますので、後で他のページの画像と共に、まとめて加工し設定した方が良いです。? 「メニュー上のアイコン」サイドバーのメニューの横にアイコンが表示されます。このアイコンはご自身で作成した画像やシリウス内蔵の数十種類の画像が選択できます。? 「プレビュー画面」個別ヘッダー画像、サムネイル、メニュー上のアイコンがプレビューで確認できます。デスクトップに画像を移動させる画像取り込みがシリウス2の得意技!ページの移設手順として、まずはページごとにページ内のすべての画像を右クリックでコピーし、デスクトップ上にフォルダを作成して、ページごとにまとめてそのフォルダに格納しておきます。この作成したフォルダ内の画像をページごとにシリウス2のサイト作成画面から取り込むのが一番楽です。テキストのコピペと同時にこの作業を行なっても良いです。このようにしないと、後で画像を探すのが大変面倒になります。尚シリウス2では画像を取り込む操作の際に、画像大きさの調節や配置 (中央/右寄せ/左寄せ) などが設定可能で、その際設定タグが自動で書き込まれます。また画像にシャドウを入れたり、角丸にする事も可能です。シリウス2の画像編集/管理画面そして最終すべての画像を取り込んだ後、最終段階で画像ファイルをまとめて圧縮しますが、シリウス2ではこの作業がワンクリックで完了します。なので画像フォルダの中身をまるごと一度に移設するより、シリウス2ではこの手順のように1ページずつ作業する方が手間が省け作業が早く、また綺麗に表示させる事が可能になっています。シリウス2の画像圧縮/最適化機能画像移設のコツ!1ページずつ仕上げてしまう!画像フォルダを丸ごと移設するのは、後で探すのが面倒画像取り込みで大きさ、配置を決めてしまうすべてのページ完了後にシリウス2の画像管理画面でまとめて圧縮ブラウザから文章をコピー&ペイスト現状のホームページを立ち上げて移行したいページをブラウザに表示させて、文章をコピペでシリウス2のサイト作成画面に貼り付けます。ページのボリュームにもよりますが、ある程度ブロック分けをして少しずつ作業した方が良いです。文章の装飾ページのテキストをすべてコピー&ペイストした後に文章を装飾します。シリウス2には文章装飾の機能が豊富にあるので、このコマンドを利用して文章の作業を完了させてしまいます。シリウス2サイト作成画面コマンドボタン作成機能見出しタグの挿入機能太文字・色付き文字ラインマーカーリスト・数字付きリストポイント装飾機能メディア設定 [YouTube / グーグルマップ]目次設定パーツ機能 [画像スライダー]ポイント装飾機能装飾枠レイアウト枠/ボックス表示テーブル枠の表示機能行揃え画像の挿入ページ内のすべてのテキストの貼り付けが完了してから、デスクトップにあらかじめ用意しておいた画像を取り込んで挿入します。画像を取り込む際「回り込みの有無」と「大きさ」を決めます。取り込んだ後で枠で囲ったり、レイアウト枠などを利用してページを整えていきます。 ページ内リンク設定についてページ内リンクがある場合も作業してしまいます。ボタンリンクを利用してその雛型を決めてしまう事で、統一したデザインで綺麗にまとまります。このようにボタンリンクの設定デザインを統一しておく!メニューの設定シリウス2の場合はページの初期設定を完了させ、プレビューでブラウザに表示させると、そのページの [基本設定] で決めた「メニュー上の表示」がサイドバー(サイドメニュー)に表示されますので、縦方向の順番などを確認します。作成したページが「お問い合わせ」など、重要なページである場合は、グローバルメニューに表示させる必要があります。ペ−ジを作成した時点で、その都度この作業も同時に完了させてしまいます。上記作業の繰り返しここまでの作業をページ単位で繰り返し作業し、下層ページを完了させます。すべてのページを引っ越しした後でトップページを作成します。この際、トップページ内の下層ページへのリンク付けは、ボタンリンク機能などもフル活用しトップページを仕上げます。リンクの設置が完了しましたら、アップロードして正常に動作するか確認します。リンクの動作を確認する場合の注意事項シリウス2のプレビューはオフラインの表示になるため、リンクの動作確認はデータがサーバーに無いと動作しません。このため、まとめてリンク付けの作業は完了させて、アップロードしてから確認します。この際、クイック更新はワンクリックで画像と共にアップロードできるので大変便利になっています。10ページのサイト引っ越し時間私はサイト作成提供の仕事をしていますので、他のソフトから私が利用しているシリウス2に引っ越しする機会が多くあります。この場合のソフト引っ越しで必要な時間は、ブラウザ3枚分くらいの規模で1ページ当たり約1時間程度です。この必要時間はもちろんページのボリュームに影響されますが、サイト説明文の書き換えやタイトルキーワード、見出しデザイン、目次設定なども考慮し、シリウス2のSEO機能をガチガチに意識して作業した結果です。10ページ程度のホームページのソフト引っ越し時間まとめ下層ページ10ページで10時間トップページの仕上げで3時間リンク付けやその他調整で1時間サイドバーの仕上げ1時間トップバナーの仕上げ1時間平均すると10ページ程度のホームページでソフトを引っ越しした場合では、1日2時間程度の作業が可能な場合で、通常一週間くらいですべての作業が完了するはずです。ホームページの規模と、「シリウス2にいかに早く慣れるか」にもよりますが、初めてシリウス2を操作する人でも10ページクラスのホームページのソフト引っ越しで1ヵ月はかからないと思います。そして一旦完成させてから、微調整でより綺麗な理想のホームページに近づける事ができます。これは作業をしていくうちに、いろいろな機能に慣れてくるためです。難しいと感じるのは初めだけで、自転車と同じように、乗れてしまえばスイスイと作業は進み、面白味がでてきます。ぜひソフト引っ越しに挑戦してください。ホームページビルダーの罠ホームページビルダーはMT形式ではないため、シリウス2にインポートできません。ホームページビルダー同士であれば簡単に引っ越し可能で、バージョンアップをしても記事内容は移行できると言う事です。同じソフト間だけで移行が簡単にできる!これは一体どういうことでしょうか?ホームページビルダーは、バージョンアップが有料です。新しいホームページビルダーを購入し、インポートするのは簡単であるが、バージョンアップでお金がかかってしまうという事です。これはソフト1本購入するくらいの金額が必要です。ホームページビルダーは毎年のようにバージョンアップしていますが、有料のバージョンアップであれば、簡単に移行ができるという仕組みです。MT形式を排除して、他のソフトに乗り換えにくくしているって事です。不親切ですよね。もともとソフト制作会社では、MT形式を使えるようにする事など簡単なはずです。ホームページ作成者は色々な状況の方がいるわけで、このあたりが私がこの会社を嫌う理由です。要するに便利なシステムを排除してでも、会社が儲かれば良い。このように見えてしまいます。ホームページビルダーでは全てのサービスにおいて、常にお金がかかるようになっているというシステムです。トップページにもどるカテゴリートップにもどるページトップにもどる[SIRIUS2] 当サイト動画解説レビューページ!当サイトのレビューページ!シリウス2は店舗/企業用ホームページの作成に向いています。その性能の一部を動画で解説!softsate.info