旧バージョンのシリウスでは、そもそもお問い合わせフォームの機能がなく、外部のサービス/システムを使う必要がありました。そしてシリウス2にフルバージョンアップした際に、お問い合わせフォームの機能が新規で追加されましたが、[名前]と [メールアドレス] と [お問い合わせ内容] の最低限の3っの項目構成でした。
しかし今回のバージョンアップで項目が追加されました。このリニューアルにより、もう外部のサービスに頼ることなくシリウス2だけでお問い合わせフォームが完結します。この機能はツールバーの「パーツ」から操作可能で、専用の問い合わせフォームサービス並みのフォームが作成できるようになっていて、選択項目を無制限に追加することができます。
デフォルトの設定 (規定項目)
フォームの追加項目の設定
「送信内容の確認」の文章はデフォルトで用意されていますが、オリジナルで記述する事ができます。
送信ボタンがクリックされた際に「受付完了」のページが表示されます。この記述もデフォルトからオリジナルの文章に書き換える事ができます。必要に応じて返信する担当者名などに変更してください。
この設定でお問い合わせフォームの内容(必要事項/行数)を設定します。[必須] 項目設定の是非もそれぞれ選択可能です。なお、[お名前] [メールアドレス] [お問い合わせ内容] は必須項目なので、非表示に設定する事は出来ませんでしたが、[お問い合わせ内容] については [2024年04月21日のバージョアップ] で設定可能になっています。
このようにリニューアルされたシリウス2のお問い合わせフォームは、有料サービスのフォームに匹敵する機能が追加されました。PHPの知識が不要なので初心者さんでも簡単に作成することができます。企業や店舗のサイトを運営されているシリウス2ユーザーさんは、バージョンアップ後のお問い合わせフォームに更新しておくことをお勧めします。
問い合わせフォーム設定時に【お問い合わせ内容】の項目を非表示にできるオプションが追加されました。設置する問い合わせフォームの種類によっては、「お問い合わせ内容」が不要なケースもあり、オプションで追加されたと言う事です。
任意で送信者側に何らかのテキストを入力させたい場合は、「追加項目」で複数行テキストを追加して対応できます。
問い合わせフォームに入力内容で【選択項目】でラジオボタンを設定で表示させる事ができますが、複数ではなく「1つだけの選択肢」を設定できるように調整されています。利用例としては「プライバシーポリシーに同意する」にチェックを入れないとメール送信が出来ないようにする事が可能になりました。
この場合、チェックボックスを1つだけ設定して「必須」にすることで、上記のような使い方も出来ます。
GmailやYahooメールなどでアルゴリズムの変更があり、メールが非常に届きにくくなっています。そのためお問い合わせフォームのメール設定時は、フォームを設置しているサイトのドメインのメールアドレスの利用がお勧めです。
例えば、https://example.com/contact.htmlというページにフォームを設置している場合、info@example.comといったメールアドレスを新たに作成し、そちらをメールアドレスとして設定してください。
普段利用しているメールアドレスにもメールを送信したい場合は、BCCの項目に別のメールアドレスを設定するか、取得したメールアドレスから、普段利用するメールアドレスに転送するように設定してください。
関連ページ
転送設定
転送設定に関しては、利用しているサーバーによって異なるため、利用されているサーバーのマニュアルをご確認いただき、サーバー側のサポートまでお問い合わせください。
フリーメールについて
GmailやYahooメールなどのフリーメールを設定しているお問い合わせフォームは殆どの場合、メールが正しく届きません。これはSIRIUS2側では対応ができませんので、あらかじめご了承ください。