A ホームページ作成はコンテンツの構成計画から始まる!
有益な情報が詰まったサイトにするためにコンテンツを増やしていく事は重要ですが、そのコンテンツの見せ方によってホームページの価値が変わるといえます。有益なページを増やしていく事と連動して、そのコンテンツ群のサイト内の配置方法やリンク付けで、長い時間見てもらえるホームページになるかどうかが決まりSEO対策に直結します。
新たにサイト作成をする場合に、おおまかな事は決まっていても、どのようにサイトを構成していくのかを迷う事があります。ホームページのコンテンツの組み上げ方の違いで、同じ記事内容でも、より読者を引きつける事ができます。
トップページのグローバルメニュー、サイドメニューには、ページの目次がズラッと並ぶ事になります。もしあなたがグーグルなどで調べたいことがあり、サイトを検索した場合、このメニュー部分には一番に目がいくはずです。
検索したサイトが自分にどんな情報を与えてくれるのか、自分の知りたい情報がありそうなのか、このメニューを見る事で、だいたい判断できます。メニューの情報は開いたサイトを、閉じるか否かの判断材料のひとつにもなります。
第一印象である「トップバナー」が綺麗で、何についてのサイトかを初見ですぐわかる事も当然重要なのですが、今回はこのグローバルメニューについて考えます。サイト作成に欠かせないのがサイト構成の解りやすさになるからです。
メニューを閲覧するとサイト規模も見当がつき、そのボリュームで閲覧者を引き付ける事もできます。
そして閲覧者が知りたい情報についてどんな角度からでも、どんな悩みを持った人に対しても、対応できるサイトである事をグローバルメニューで見せる必要があります。またサイトメニューを構成する作業は将来を予測して作業して下さい。
将来の予測とはカテゴリーページについても考慮しておくという事です。お問い合わせページなどのように第一階層での単発のページになるのか、第二階層で扱うカテゴリーページになる可能性があるかを考えながら構成を決めていきます。
グローバルメニューの基本
グローバルメニューはサイト構成を表し、その組み立てをどのように決めて行くか例をあげて考えていきます。
何か例がないと解説しにくいので今回は「占い」のサイトの場合のサイト構成についてお伝えします。
キーワードを「占い」として検索した人の知りたい事とは何か?特に女性の方が「占い」について興味を持っていると考えられます。まずサイトデザインについても女性がターゲットであることは意識する必要がありそうです。
「占い」というキーワードは複合キーワードでも検索数が相当ありビックキーワードです。この「占い」について悩みのある人は、どのような不安と興味を抱いて検索エンジンを使うのかを考えてください。
「何を知りたいのか?」
「何で悩んでいるのか?」
占い自体は実際に会ってサービスを受けるのが通例ですが、現在の占いは、スカイプや電話、メールで相談できるという事も視野に入れます。また地域の対象は全国と言う事になり競争相手も増えます。
要望と悩み-1
緊急性と専門性を考慮する [占星術、タロット占い]
要望と悩み-2
占いビジネスでトラブルや詐欺などの被害にあわれている方もいます。そのような経験のある方は、同じトラブルに見舞われた人の体験談などを知りたがる習性があります。自分だけではない!っというある意味安心感を得たいのです。
要望と悩み-3
誰でもいきなりお金を支払うのはためらうはずです。なので無料やお試しも視野に入れます。
要望と悩み-4
占いはネット上で自分でする事もできます。
要望と悩み-5
占いを職業、就活と捉えて検索する人もいます。
要望と悩み-6
上記のように「占い」にかかわる検索者の思いを想定して、できればカテゴリー別でその悩みの種類を書き出します。これがコンテンツになるかどうかは、需要がどれだけあるかと言う事になります。月間の検索数があまりにも低いキーワードをコンテンツにしても、アクセスは望めません。なのでキーワードプランナーで、実際の検索数を調べるのが理想です。
すべて書き出したら一度これで「占い」にかかわる悩みがすべて解決できているか調べます。
「Yahoo!知恵袋」「教えてgoo」などの相談・質問サイトを検索して、そこでの悩みが上記に並べたコンテンツで、すべて解決できるかと言うことを検証してみるのです。そこで、漏れている内容があれば再度書き出します。これらのお悩み解決サイトで数多く投稿されている質問内容こそが、あなたのサイトに必要なコンテンツとなるわけです。
これらのコンテンツをカテゴリー分けしたものが、グローバルメニューになります。
そしてこれらのグローバルメニューが基本になりホームページを構成していきます。なので、サイト構成は検索者数の多いカテゴリーで成り立っているというのが基本であり、ホームページでは目立つ場所に配置する事になります。
あなたがサイトで扱う商品は何でしょうか?店舗・企業サイトの集客、禁煙、サプリメント、バストアップ、ウォーターサーバー、育毛剤、金融カード、投資、etc サイトで取り扱うサービスに対する、不安、疑問、メリット、デメリット、などすべてを説明できる知識が必須で、どんな閲覧者 [検索者・キーワード] にも対応できている必要があります。
そのために上記の「占いサイト」でご紹介したような調査によりサイト構成を決めます。
以上の事を網羅していると自然に、ロングテールで検索エンジンにひっかかりSEO対策になる訳です。私の経験では、月間検索数合計が3万回程度のキーワードの場合、サイトページの総数の目標は50ページ程度になります。
なので理想のサイト作りは当然時間がかかります。でも早くアップしたいのが心情です。
この場合、上記の例では検索数の多い上位3っくらいのコンテンツを先に完成させて、あとで徐々にページ数を増やしていくと良いです。優先して、コンバージョン(問い合わせ、質問、購入)を見込めるページなど、サイトとして成り立つ最低限のコンテンツを先に完成させ公開すると言う事です。
必須のメニュー
コンテンツやカテゴリーがまとまれば、それらをメインのグローバルメニューに配置するのか、またはサイドバーで良いのか、フッター付近で支障がないのかは、グーグルアナリティクス解析による、クリック率、表示回数によって後で変更する必要性もでてきます。尚、上記のようなサイトに不可欠なメニューを先に書き出して配置を決めておいても良いです。
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検索順位に関わる記事に必須の四大要素
上記を常に意識し記事を書き、「閲覧者が逃げないサイト構成」にして下さい。もう今現在、被リンクなどの小手先のSEOは通用しない事はご存知だと思います。SEOに特殊な技はありませんので、コンテンツの勝負は必ず実ります。
アルゴリズムとはサイトの価値を判断する指標 / 検索順位を決定するルールで、グーグルはパンダアップデート、ペンギンアップデート4を中心にアルゴリズムを毎年のように大きく更新して検索順位の大きな変動が一定の周期で発生しています。
アルゴリズムは価値の無いサイトを常に探していると言えます。
しっかりしたサイト作成は、安定した検索順位をキープできます。閲覧者目線のコンテンツを意識した記事作成を心がけてください。その第一歩がサイト構成と記事のクオリティです。めざすは、「直帰率」が低く、閲覧時間の長いサイトです。
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