

この章で実際に記事を作成していきますが、その前に理解しておく事項があります。まず、サイトの構成はトップページがあり、その下に階層に他のページが存在すします。そして、それぞれのページに適用したキーワードで、ページのページタイトルとH1キーワードを記述し、またページの概要を伝える説明文を記述する必要があります。
これは、それぞれのページが単独で成立するように作成するという意味です。表現を変えてますと、各ページは、それぞれトップページを作るような感覚で作成し、独立したサイトとしても通用する程度に作業する必要があるという事です。
その上で、トップページが、すべての下層ページを代表するページであると言う位置づけです。そして下層の各ページがグーグルのSEO最適化基準を遵守することで、トップページが高い評価を受けるという構造になっています。
ページタイトルやH1、記事タイトル、説明文など、1ページずつ丁寧に仕上げるのは、結構な労力が必要で面倒な作業ですが、このあたりの基本を踏まえて丁寧に作成することで、必ずアクセスにつながります。
販売ページには、販売ページに適合したページタイトル、説明文、H1キーワードを決める必要があるのですが、この作業は実は逆から追っていく順番になります。これはどういう事かというと、先に記事を書いてから、その後でページタイトルや記事タイトルが決まるという事です。先にキーワードを決めると、そのキーワードに沿って記事を書くのが難しいのです。
人は与えられたお題に沿って文章を作るのが苦手です。
これは、キーワードを先に決めてしまうと、そのワードに思考が縛られて、記事を書く時に柔軟な発想ができなくなってしまうと言う事です。このことから、キーワードを決める順番として、先にそのページの記事を完成させて、そのあとで、書いた記事にふさわしいキーワードを選択し、そのキーワードでページタイトルや記事タイトルを組み立てていきます。
これが本来の「正しいサイトヘッダー部分の記述方法」になります。
第6章では、トップページのヘッダーの内容は仮決めで、商品名は入れてないと言うことでした。しかしこのコンテンツでは販売ページを作成していくので、ページタイトル、説明文、H1キーワードに実際の商品名を入れていく事になります。ただ、ASPで選んだ商品に知名度が無い場合は、商品名を入れない場合もあります。
一般的な商品では、販売ページの紹介記事をグーグルの検索エンジンにヒットさせるために、商品を象徴するキーワードを、適切に盛り込んでいく必要があります。このキーワードの発掘の方法は第6章で解説している通りです。
このような事から根本的に販売ページに必要なキーワードと、トップページのヘッダー内に必要なキーワードは、あきらかに別物です。SEOの基本ですのでしっかり手順通りに進めて頂けたらと思います。
事項はライティングの基本で、記事を書く準備についてお伝えします。準備なしでいきなり記事を書かないでください。
販売記事を書く前に、検索者が検索窓に打ち込むキーワードを予想して、そのキーワードを拾い出すことが、サイトの利益率をあげるための下準備になります。これは購入者さんがある商品を購入する場合、その商品に対してどのような言葉を思い浮かべるかと言う事を予測するということで、アクセス数と購入率をあげるための作業です。
これらのワードは第6章で解説したように、「質問サイトやお悩み解決サイト」で探すのが基本です。またASPの販売ページで探すこともできます。第6章では「美脚」について解説しましたので、その商品をインフォトップで探します。売り上げランキングの商品プログラム検索で、キーワードを「美脚」カテゴリーを「美容・健康」で検索してみました。


上記でランキング1位の「元モデルのダイエットカウンセラーが教える究極の下半...」というプログラムの販売ページを商品名クリックで開きます。このページは実際サイト訪問者さんがアフィリエイトリンクで閲覧できるページです。
ここでの例では、「美脚になりたい」と考えている訪問者の気持ちになって、10個程度のワードを拾い出します。
このワードを拾い出すとき、商品を選んだ際に利用した、「質問サイトやお悩み解決サイト」と比較しながら、購入者になりきってASP販売ページを熟読します。ユーザーの悩みを徹底的に調べているあなたなら、必ず引っかかるワードがでてくるはずです。この際、「質問サイトやお悩み解決サイト」と重複する言葉を選んでも良いです。
また、この作業を実践するときは、ASP販売ページのテキストを一字一句飛ばさず全部読んでおいた方が良いです。
そして、ASP販売ページのサイトの「色使い」なども参考にしておきます。実際にご自身の販売ページの記事を書く場合、上記で拾い出したワードを取り入れながら記事を書きます。ただし、キーワードは必ずしも全て使う必要はありません。
記事で一番必要なのは、あなたの体験談などのオリジナルの文章です。絶対にプログラムのASP販売ページの記事内容をコピーする事は止めてください。この作業では、あくまでもキーワードを拾い出すだけです。
実際の記事の書き方は次のコンテンツ「記事作成のルール」を参考にしてください 。
上記で拾い出したキーワードと「質問サイト、悩みサイト」を駆使して選んだワード10個程度を、重要な順番に並べ、上位3っを決めます。そのワードを必要に応じて記事内に散りばめながら文章を書いていきます。また記事が長くなるようでしたら、その3っのキーワード自体を「見出しタグ H4、H5」のサブタイトルとしても良いです。
これらの選択したキーワードは、閲覧者さんの要求と商品を深く結びつけるワードになっているはずです。
SEO的にはこのキーワードが記事中に4%程度記述されているのが理想とされていていますが、それよりも自分の言葉で、自分の経験をストレートに記事にした方が、オリジナリティの指標でグーグルに評価されます。その記事中にキーワードが適度に散りばめられている事が重要なわけです。また、キーワードを意識しすぎて過度に連続して使わない方が良いです。
それと、記事作成で、重要なキーワードの上位3っを使用するという事でしたが、残りの7っのワードも使える場面があれば積極的に使います。商品の事を熟知していれば、キーワードを意識しなくても結構記事は書けるものです。
「商品の価値」は3,「商品の効果」とは微妙な違いがあります。「価値」を一言で表すと商品のボリュームと捉えられる場合もあります。ボリュームについては商品によりますが 、例えばPDFで引き渡す商品なら、「PDF500ページ」、動画なら「500分収録」または「サービス品」など、価格に比べて絶対的な物量がある場合これもアピールします。
どれだけ他の商品と比べて、濃い内容であるかを伝える事ができれば効果的です。また、この価格で、ここまで充実した商品を提供しているという事を伝えるには、数字を入れるのが効果的です。逆に高級焼肉の半冷凍(チルド)の宅配商品などは、「2kg入り」と書くよりも、実際に食べてみた満腹感、ボリューム感を言葉で伝えた方が良い場合もあります。
「2kg入り」は誰がこの商品を取り扱っても記述は「2kg入り」です。しかし実際に食べてみた感想はあなただけの記事になり、世界でひとつしかないはずです。この独自性が信頼性と合わせてGoogleから評価を受ける要因になります。
利用者が多い事は訪問者に安心感を与える効果があります。またこれは人気商品である事と同義語で、実績と信頼があり、「それなら私も」と心理的に誘導する事ができます。しかし、このような事はASP販売者さんのページでも書かれていますので、私達アフィリエイターの販売ページでは、自分のサイトからの販売実績を書く方が効果的です。
このようなことから、長く続いている商品を選択して長い期間に渡りアフィリエイトする事にはメリットがあるのです。
この訴求は、自分自身の体験と結果で伝える記事にします。この事が一番販売ページで重要であり、アフィリエイトの基本です。販売ページでは、取り入れておくべき内容は多いのですが、あくまでも中心になるのは、あなたが商品を使った感想です。キーワードを記事中に意識しながら使うとのは技術的な事で、あくまでもそうした方が「より良い」という事です。
自分の感想以外の記事は、ASP販売者さんのページにも記載されている事がほとんどです。購入に迷った場合にお客さんの背中を押すのは、「あなたから買いたい、このサイトなら購入できる」という、あなたの販売ページの信頼性です。
この信頼性の裏付けとして、アフィリエイトサイト作成者には、商品対する絶対的な知識、あるいは技術が必要になります。これをサイト閲覧者に確信させるのが、「有益な情報」のコンテンツであるということです。
例えば化粧品などのように、長く使い続けるものや、万が一その人の体に合わない場合がある商品を取り扱う事に対してはASPも商品の返品や補償を謳っているはずです。このように返品や保証は訪問者さんの不安を取り除きます。
有益な情報を発信すると前章で説明しましたが、上記のようなことも含め、色々なメリットの相乗効果でサイトから商品が売れます。有益な情報があなたの販売ページの信憑性を裏付けていることになります。それプラス、SEO上で技術的なキーワードなどのテクニックが必要なだけです。アフィリエイトリンクだけを並べまくっても売れない理由はここにあります。
サイトでの販売やアフィリエイトは、顔の見えないところから、商品を購入して頂くイメージがありますが、実はそうではなく、私達は人間性を見られているのです。もっと言いますと、臭い話ですがアフィリエイトにおいてサイト閲覧者さんに購入して頂くための殺し文句は、実は商品に対する詳しい説明より、あなたの商品に対する熱い想いです。
その想いはオリジナルティのあるメッセージとなりグーグルの検索エンジンにもヒットします。この事は私が身をもって経験していますし、ネットビジネスでライバルと差が付くのはこの部分です。キーワードを考える事はとても重要で、その内容を詳しく解説すると一冊の本になる程ですが、今の段階ではこれまでにお伝えさせて頂いた通りの作業で十分です。
アフィリエイトにおけるベネフィットとは、商品やサービスから訪問者が得られる有形・無形の価値や、金銭的な利益以外の満足感・幸福感・利便性のことを指します。アフィリエイトのマーケティングにおいては、商品が訪問者に対して、どのようなプラスの効果や価値を与えるかということで、販売ページはベネフィットを閲覧者に伝えるという事になります。
販売ページの記事の役割として、商品を購入した後のイメージを閲覧者さんに意識してもらう事です。それは商品そのものを手に入れた事による直接的な効果や価値ではなく、その後に起こる事を、想像してもらうのです。
例えば、高級焼肉はおいしくて当たり前です。確かにこの「当たり前」な事に対する、レビューは必要なのですが、もっと大切な事は何かを考えてください。高級焼肉があなたに「何をもたらそうとしている」のかを記事にします。
この高級焼肉の場合でしたら例えば、「バーベキューをして、家族みんなで楽しい時間を過ごす事ができて、おいしいものを食べながら、久しぶりに子供達と会話がはずみ、良い思い出ができた」などでこれがベネフィットです。
私の場合はサイト作成ソフトの販売をしていますが、ソフトを購入したらサイトは作成できて当たり前なのです。そんな本質的なことより、サイトが作成できたら、その技術でこの先「何ができるようになるか」の方が重要という事です。
今回このサイトで例をあげている「美脚」のプログラムも同じです。足が綺麗になるのは、直接的な効果であり、お金を出すのですからむしろ当たり前です。そこを強調するのではなく、お客さんに与える夢として、その結果、「彼氏ができた」とか、「モテるようなった」とか、「振り向かれた」このようなことを訴求します。
結局このイメージができた時に、お客さんのサイフの紐がゆるみます。
商品の説明は販売者さんのページで十分されています。それより購入後の未来を予想させる事が重要になります。なのであなたの販売ページでは、あなたの経験で、商品を手に入れ、「その後に起こった良い事」にウェイトを置いて記事を書くのが効果的なのです。自分にその経験がなければ、実際に起こり得る状況を予測して記事にしても良いわけです。
記事内容の制限
サプリメントなど体質改善関係のプログラムには、記載の方法に制限がありますので、ASPの注意書きをよく確認して下さい。特定の病気が完治した等はNGです。
[EPC] が高いASP広告は1クリックあたりの期待できる報酬が高いことを示します。
EPC
1クリックあたりの期待報酬 = アフィリエイト総報酬額÷総クリック数
(広告1クリックあたりの平均報酬金額)
ニアリーイコール
単純計算では、扱う商品の報酬単価が10,000円の場合で、商品を5本購入して頂く必要があります。しかしEPCでは、そのアフィリエイトサイトでの希望報酬額を5万円に設定した場合の1日の推定必要訪問者数が計算できます。
結論として「EPCが150円」、「誘導率が2%」 のプログラムを使うと、1日の訪問者数が560人で「ひと月に5万円」稼げる事になります。この計算では販売価格が指標として考慮されていませんが 、それは販売価格が高くなるほどEPCも大きくなるからです。結局EPCと販売価格は相対的であると言えます。
上記の商材の例では、5万円稼ぎたいのであれば、「1サイト」で、いかに訪問者数560人を獲得するかということです。しかしアフィリエイトサイトは、1人で10個でも20個でも作成できです。物販で、ひと月5万円の報酬を目標とするなら、1万円稼げるサイトを5っ運営しても達成できます。しかし情報商材の場合は1サイトで目標を達成するべきです。
もちろん複数のサイトを運営するには、それなりの手間と時間はかかりますが、一つ一つのサイトを基本通りに作成して行くと、いずれかのサイトから報酬が発生します。その報酬が発生したサイトの「作成した時の感覚」を身につけると言う意味では、初心者さんの場合、当初は物販でアフィリエイトサイトを挑戦されてもよいと思います。
情報商材はサイトの作り込みに時間がかかりますが、1っの商材を扱いますので知識が深くなり、記事の更新の頻度も増やす事ができ、検索に強く、有益なサイトが作りやすいです。アフィリエイトサイトを財産として考え、長く稼ぎ続けるつもりなら、情報商材に取り組むほうが良いです。このような選択はサイトを作る方の「人としての適性」にもよります。
| 商 材 | EPC | 誘導率 | クリック率 | 販売価格 | 商品の寿命 |
|---|---|---|---|---|---|
| 情報商材 | 高い | 低い | 低い | 高い | 長い |
| 物 販 | 低い | 高い | 高い | 安い | 短い |
販売ページの文章は、紹介している商品のデビュー記事だけを集中して記述し、アフィリエイトリンクまで他の余計な情報を掲載しないようにします。他の余計な情報とは、アドセンス広告であったり、紹介している商品と関係ない画像、文章、アフィリエイトリンク以外のリンクです。アフィリエイトリンクは販売ページの一番最後に記述します。
訪問者さんが販売ページを閲覧中の行動は、上記の 4っに縛られます。目的はアフィリエイトリンクをクリックしてもらうことなので、販売ページではアフィリエイトリンク以外の余計なリンクボタンは設置しません。
なので、通常一般のページでは縦長になった場合、ユーザビリティを考慮して、ページトップに戻るのリンクを付けますが、販売ページでは不要になるわけです。販売ページでは、最初から最後まで1商品のレビューだけで、あくまでも、アフィリエイトリンクをクリックしてもらう事だけが目的になるのでそれ以外の情報は不要であるということです。
アフィリエイターは訪問者さんに販売ページへスムーズに移動してもらうため、アフィリエイトリンクをクリックしやすい状況にする必要があります。そのためのアフィリエイトリンクのデザインや、周辺テキストの作成が必要です。

上記の表記はアフィリエイトリンクボタンの例ですが、あまり良いとは言えません。「詳しくはこちら」と言うテキストだけでなく、アフィリエイトリンクはリンクなので、リンク内テキストに商品の名前や特徴を記述する必要があります。
SEO的にもグーグルは「リンク先の内容」がわかるようなリンクテキストを記述するように要求しています。
また、アフィリエイトリンクをクリックしてもらうための、「指示」を出して誘導する必要があります。何故なら、訪問者さんは受動的であり、自らアクションを起こしにくいからです。そのために、アフィリエイトリンクには、クリックしてもらうという行動に結びつけるため、次の3っの表示をアフィリエイトリンクの前後に記述します。
「何を」、「いつ」、「どうする」のかという記述です。
TVコマージャルでも、「お電話は今スグこちらから、受付は番組終了後30分まで!」とご丁寧に視聴者に対して連絡方法を指示してます。このように、サイト上でもクリックという行動を起こして頂くための「指示」が必要になるのです。
アフィリエイトリンクの良い例
〇〇の販売ページは下記のリンクから
詳細は今すぐクリック
このような表示の方法は、一見するとクリックを煽(あお)っているように感じるので良くないのでは?という意見があるのですが、TVコマーシャルの「お電話今スグ・・」に嫌悪感を感じるでしょうか?むしろこれは親切なことなのです。
そもそもクリックしたくない人は、どんな策を施してもクリックしません。
この誘導は、ただ単に「クリックする意思のある方」だけに対して、スムーズに誘導するために存在する、昔からあるテクニックなのです。実際に私のあるサイトでもクリック解析でこのような事を検証したところ、解りやすく、適度な大きさのリンクボタンであり、また指示のテキストを記述した方が、あきらかにクリック率が上がるという結果がでています。
アフィリエイトリンクを含め、その周辺の色のイメージを、販売者さんページにリンクで移動した際に違和感が無いよう、近い色でデザインする事も有効です。自然なリンク移動は購入率を上げることにつながります。アフィリエイトリンクではないですが、例えばフェイスブックに飛ばすリンクは「青」、インスタグラムなら「赤」といった感じです。
いずれにしろ、販売ページの文章とアフィリエイトリンクのデザインはクリック率上げるために重要であり、訪問者さんのサイトの出口であるという事を意識して作成してください。次のコンテンツでは販売ページを完成させます。
ページタイトルや説明文を先に決めてしまってから文章を作成すると、内容がズレてしまう事が多いので、先に文章を作成して頂くようにお伝えしました。今からの作業は販売ページの文章から、ヘッダー内のテキストを決めます。
こうすることで、検索者さんの意思とサイトの内容が完全に一致して、直帰率の低いページになります。これは記事内容を全部読んでくれる可能性が高くなり、購入率も上がるという事です。販売ページのページタイトルはサイトタイトルとは違い、アフィリエイトリンクを貼りますので、知名度の低い商品を除き、商品名を記述します。
また、ページタイトルはトップページのタイトルと同じで、各ページごとに適切なページタイトルを付ける事で、そのキーワードにより、ヒットさせたいページがグーグル検索結果で表示されます。なのでページタイトルは販売ページの文中で使用したキーワードを使用するようにして、そのページをうまく要約したテキストにより28文字以内で記述します。
ページタイトルの最適化はSEO上とても大切で、基本通りに作業すると アクセス数に有効な影響を及ぼします。特にページ数が増えていくと、この効果は非常に大きくなるので、ルールを守って作業しください。
説明文は「80文字」で販売ページを簡潔に要約し、ひと目でページ内容が理解できるように記述します。その際ページタイトルの補足と共に、商品ジャンルの概要とそのメリットがアピールできるキーワードを織り交ぜます。
説明文はグーグル検索結果のリンクの下に「メタディスクリプション」として表示されます。その際、説明文は訪問者さんがあなたのサイトをクリックするかどうかの判断材料にします。また、近年検索者が検索窓の記述で使っているキーワードが説明文の表示で太文字になるよう仕様変更されているので、説明文は充分考慮して決めてください。
作成ソフトを使う場合の注意点
下層ページを新規作成する場合に、自動的にトップページの説明文が下層ページに記述されてしまうソフトがあります。この場合は書き換えないとページ説明文がサイト説明文と同じ内容になってしまいます。
H1キーワードはそのページを代表する「大見出し」になりますので、検索エンジンで上位表示させたいキーワードを入れます。前述の「キーワードの拾い出し方のコンテンツ」で決定した、1位〜3位のキーワードを必ず記述するようにします。
そして、特に商品の特徴を引き立たせるキャッチコピー的な文章を28文字で記述します。この際、同じキーワードを複数入れないようにします。これはサイトタイトルやページタイトル、説明文で 同じことが言えますが、キーワードをダブらせても検索結果に何の効果もありません。逆にクローラーにスパムを疑われるだけです。
また、キーワードの重複は、ひとつ当たりのキーワードの重要性が薄くなります。それと、グーグルのクローラーはテキストが記述されている前半部分を重要視します。なので、より重要なキーワードは前半で記述するようにします。
H1が決まったら再度そのキーワードが文中で満遍なく使用されているワードであるかチェックしてください。要するに、当初決定した3っの上位のキーワードで記事を書いても、文中でそのキーワードがあまり使用されていないものについてはH1テキストとして避けるという事です。もし外せない重要なキーワードなら文章の方を見直すことになります。
この現象は先に重要なキーワードを決めても、記事作成している間に意識が別の方向にいってしまったために、初めに決めたキーワードが文中で使えていないと言う結果で発生します。なので、その出現頻度が低いキーワードをH1に使用するのはダメだということです。このようなチェックをすること自体がSEO対策につながります。
この確認作業は面倒臭いですが、メリットとして販売ページで訪問者さんに一番伝えたい事が書けているのかどうかもチェックできます。文章作成はH1を決定する前提になる作業なので、記事中で同じような表現が重複する事が無いように考慮します。この作業に怠りがなければ、閲覧者さんは販売ページを読みやすくなりますしSEOの効果もより期待できます。
上記のキーワードを決めていく順番は一般の企業、店舗サイトでもマーケティングとして通用します。
有益な情報の発信するためにグローバルメニューのコンテンツを決め、そのリンク先で有益な情報を発信します。閲覧者さんに役立つ情報をより多く流すことは、ブランディングにつながり商品が売れる一番の理由となります。
ユーザーは商品を購入する際、信頼できるサイトであるかを判断します。その信頼を得るために必要なことが、有益なコンテンツの情報量になります。その情報は 「独自性、信頼性」に優れた記事であることが重要です。そして独自性の高い記事とはネットで、どこにでも書いてあるような内容ではなく、情報発信者が実際に体験した事実に基づく見解です。
サイトから商品が売れる最大の理由「この人が勧めている商品だから間違いないだろう」と、感じてもらえるからです。なのでまず閲覧者さんにとって、どのような記事が有益な情報になるのかを考慮する必要があります。そのためには、どのようなサイトメニューが必要かを考慮しますが 、この時もやはり前章でお伝えしたキーワードが関係してくるのです。

しかし、情報量が多いことが分かっていても当初から多くのページを作成して公開するのは無理です。そこでサイトを公開するのに最低限必要なページを先に作成します。そして、なるべく早くアップロードしてグーグルのデータベースにサイトを登録させます。これはグーグルのクローラーに対して早期にキーワードを認識させた方がSEOで有利になるからです。
その他、閲覧者に対して有益な情報ページを2〜3ページ作成します。このような事から、当初アップロードする必要ページ数は最低でも10ページ程度になります。上記の図のように当初はトップページから販売ページにリンクさせます。基本的に販売ページへのリンクを設置する場所は、有益な情報を掲載したページの一番最後のフッターの直前になります。
このように必須のページを先に公開して、後で有益な情報を更新してページを追加して行きます。
もちろん有益な情報のページも「質問サイトやお悩み解決サイト」で調べたキーワードから記事を作成します。この調べるという作業がいかに重要であるかがわかります。アフィリエイトサイトはお悩み解決サイトの集大成なのです。
記事を書く内容に迷ったときは、前章でもお伝えしていますが次のサイトでもう一度検証、分析してください。
キーワードからサイトが生まれる
アフィリエイトサイトの報酬額は「口コミ・質問サイト」の分析量に比例する
アフィリエイトサイトには、一番重要になるメインのキーワードがあるはずです。そしてサイトの完成形では、そのメインキーワードでアクセスしてきた訪問者が、いかなる疑問を抱えていても、その疑問に全て対応できる記事群が必要です。
これらの記事群を作成するには、それぞれの記事に対して「ページタイトル、H1テキスト、説明文」が必要になるわけです。そこで「悩み解決サイトで質問サイト」で拾ってきたキーワードをページごとに割り当てることになります。
前章で「美脚に関するサイト」を取り上げましたが、その仮想のサイトのコンテンツメニューを決めるために、キーワードを拾ってみます。この作業中の段階では、そのキーワードがタイトルに使うのか、見出しに使うのか等はまだ不明です。
しかし、これらのワードの組み合わせで成り立つ「タイトル、見出し、文章、記事」が、検索者さんにとっては有益な情報である事は間違いないです。そしてキーワードを拾い出す際に、インスピレーションで「良いと感じたワード」はすべて選択します。一見無関係なワードであったとしても、変わった角度の面白い記事を書くネタになる場合もあるからです。
次は実際にキーワードを拾う作業を実例でお伝えします。
----質問の引用----
よく女性物の靴で、美脚パンプスとか美脚ブーツとか売っていて、それらは皆ヒールの高い靴なのですが、とすると、やっぱり「美脚」というのは、身長がスラリと高くないと「美脚」という表現には当てはまらないということになりますよね?背がスラ〜ッとしていることがまず美脚の条件なのでしょうかね?
----質問の引用----
美脚って何なのでしょうか?よく脚を褒められますが、美脚が何を定義とするのかよくわかりません個人的には白くて傷や毛穴が少なくむっちりしている脚に惹かれるのですが...私の脚は運動していた事もあり、日に焼けてどちらかといえば筋肉質な方です男性はどんな脚がお好きなのでしょうか?( ´ ▽ ` )
----質問の引用----
お風呂は半身浴を38℃のお湯で30分行い、上がったらすぐにストレッチを行うことにしました。美脚になるには何をした方がいいですか?
----質問の引用----
基本、美しいとされる美脚の定義は?
----回答の引用----
・脚の長さ (下肢全体の長さは勿論、膝下の長さも重要)
・脚の真っすぐさ
・脚(下肢)の形
・細いんだけど、程良い肉付き(ガリガリの棒脚でない)
・膝の綺麗さ(膝小僧が前に出ていない)
・足首の引き締まり
・程よい筋肉が付いている。
・お尻がキュッと上がっている。
・皮膚状態(毛穴ケアも含む)
などだと思います。
適度に運動していた(いる)人は、お尻が上がるので、Gパン姿がかっこいいですね。そして男性は、特にガリガリ脚より、ちゃんと太ももに肉がついた脚が好きな様ですね。私個人的には肌の色も美脚の定義になると思います。
このように質問に対する回答の中にも当然キーワードが含まれます。上記のようなキーワードは、自分の知識だけでは到底思いつく事は不可能です。男性が美容に関係するアフィリエイトサイトを作成するのであればなおさらです。
上記の例では十数個のキーワードを拾い出しましたが、1っのアフィリエイトサイトを作成するには、最低200個ぐらいのキーワードを拾い出します。現状アフィリエイトサイトで高い報酬を得ている人はこの作業を100%実践しています。
グローバルメニュー作成では、自分のサイトにはどのようなコンテンツメニューが最適なのかを、ジャンルとして考えていきます。「美脚」の場合、第一に「脚を細くしたい」と言う願望の他に、「肌の綺麗さ」も重要かもしれません。
グローバルメニューのカテゴリー
|脚のお肌のお手入れ方法|
「脚のお肌を綺麗にする」カテゴリーでは、脚の部分別にお手入れ方法を記事にすると、より広く、深い記事を閲覧者に提供できます。カテゴリーを細分化できる場合は、そのキーワードごとに1ページの記事として成り立つはずです。 そしてカテゴリーの中の記事群がすべて完成してから、仮決めしたカテゴリーのタイトルやH1テキスト、説明文を修正します。
この順番でトップページのグローバルメニューを作成することで、閲覧者にとって有益で使いやすいサイトになります。
キーワードが上記の例のように、今後多くの記事を追加していけそうな大きなジャンルとして成立するなら 、そのキーワードでカテゴリーページを総括させ、最終的にメニューのリンクとして設置できるように扱います。もちろんカテゴリーページとしての主題の幅が期待できないようなキーワードでは、第1階層の単独の1っのメニューとして扱っても良い訳です。
そしてカテゴリー別にグローバルメニュー表示する事で、まとまりのあるサイトになりますし、訪問者もサイト内を閲覧しやすくなるというメリットがあります。しかし、グローバルメニューの数には限界があります。これはサイトのブラウザでの表示の大きさにもよりますが、どんなに多くてもグローバルメニューの数は6個から7個ぐらいになります。
下記のイメージ図は1カラムになっていますが基本的にアフィリエイトサイトのサイト構成は2カラムをお勧めします。2カラムとは、メインコンテンツの左か右にサイドのスペースがあるタイプのサイト構成です。(下記関連ページ参照)

もしカテゴリー化されたメニューが多くなり、単独ページをグローバルメニューに設置できないのであれば、そのようなページはサイドメニュー ※1として、まとめてリンクを設置するのが有効です。この際上から下に重要な記事を並べます。
※1 上記関連ページを参照 (カラムという言葉の概念は必ず理解しておいてください。)
それとカテゴリー別に複数の記事をまとめるメリットはSEO上で有利になる事です。
関連した記事のカテゴリー化
記事群をカテゴリー化してグローバルメニューのリンクタイトルにする事はSEOで効果的です。
カテゴリー別に整然とまとまりのあるサイトは、グーグルのクローラーもサイト内を循環しやすく、そのリンクの効果でサイト全体の評価が高くなる傾向があります。そしてアップロード後のインデックスも早くなると言うメリットもあります。
このような感じで、訪問者さんが要求してくるであろうコンテンツを予想するには、やはりキーワードを調べるという作業に尽きます。この有益な情報のコンテンツ量がアクセス数と比例し、アフィリエイトサイトの報酬額を決めるのです。
ユーザーからの問い合わせフォームの必要性については、物販系と情報商材系とでは、はっきりと対応の方法に違いがあります。これらは法律にもかかわる事なので必ずご確認下さい。この件は登録した各ASPで詳細が公開されています。
クレーム、質問等は基本的に提携しているASP企業サイト側が受け付けます。アフィリエイター側としてはサイト運営に対するクレームや助言もあるみたいなので、できれば「問い合わせフォーム」はあった方が良い程度です。
取り扱う商品にもよりますが、問い合わせフォームを設置する事で信頼を得る事ができ、販売に有利である場合は設置するべきだと思うので、これはあなたの判断次第です。基本、物販系アフィリエイトでは特定商取引法でASP運営者側の連絡先を明示するようになっていますので、法的には「問い合わせフォームは無くても良い」ということになります。
アフィリエイトは販売者さんと購入者さん、またその橋渡しであるASPで成り立つ構造ですが、基本的に問い合わせに対してはアフィリエイターが窓口になります。商品の特性を考えた場合、エンドユーザーさんに直接商材を紹介しているのはアフィリエイターである事から、問い合わせフォームの設置については常識になっていると言う事です。
また情報商材で、特にツールの場合はユーザーさんの購入前の質問で、商品に対しての問い合わせが多くあります。問い合わせを頂けると言う事は、信頼されているという事でサイト作成としては成功していると言えます。
インターネットを用いた通信販売(アフィリエイト)では電子商取引法のガイドラインにより、サイト上に法表記を掲載する義務があります。アフィリエイトサイトでは「特定商取引法の表記」が必要になりますので、下記を参考にして下さい。
情報量を増やすのに都合の良いページです。商品を販売する上で想定される質問や、知識などを制限無く増やせますのでカテゴリーページとして作成し、時間に余裕がある時に更新できるようにしておきます。このようなFAQのページは、紹介している商品について色々な角度から触れられますので、閲覧者さんに有益な情報になります。
また文章量、ページ数が増える事で商品に係るキーワードも増え、より多くの検索ワードでアクセスも増えるので、SEOで有利であると言えます。FAQはグローバルメニユーのコンテンツが多くなる場合、サイドバーに設置しても良いです。
次のコンテンツはランキングページ(販売ページ)を完成させます。
[第6章] からの解説で商品を選択して頂いた方は、かなり商品に対する知識が深まっていると思います。それを元に第2位、第3位の商品を決めます。基本的にランキングで紹介する3っの商品は実際に自分で購入し、徹底的に使い倒して、完全なレビュー記事を書く必要があります。また商品のデメリットも追及しておくことも重要です。
こうする事で文章に臨場感も出ますし、閲覧者さんが[利用者の生の声]を直接聞ける事になり、ランキングサイトとしては100%の効力を発揮します。それとランキングトップ3の販売ページのそれぞれのページに、適切なタイトル、説明文、H1キーワードを設置する事はSEO上非常に大切ですので必ず手順通りに作業して下さい。
商品が高価で第2位、第3位の商品に投資できない方は、「売れ筋商品」や、また「知名度が高い商品」を選択した上で、口コミサイト、ライバルサイトの記事を参考にして自分の言葉でまとめていくしか方法がありません。
この際に、他のサイトのレビューや販売者さんページの文章をコピーして、自分のサイトで使うこと等は、グーグルの最適化基準に対して規約違反になりますので絶対に止めてください。あくまでも数多くの資料を参考対象として、あらゆる角度から商品を分析します。その上で自分の言葉に直して記事を書くという事です。
しかし、この方法は将来、第2位、第3位の商品を揃えるという事が前提で、あくまでそれまでの期間の仮の記事になります。ランキングサイトとして売っていくためには、第2、第3の商品も自分で購入してレビューする事が原則です。
第6章でサイトタイトルを仮決めしました。ここでの作業はサイトタイトルや説明文、H1キーワードを再度見直します。これらのキーワードと記事内容が大きくかけ離れていないかを確認してから「ヘッダー」を最終決定するということです。
当コンテンツのヘッド廻りの表記
HTMLでは通常ヘッド<head>の中にサイトタイトルとサイト説明分が存在し、H1はボディ<body>に記述されます。当コンテンツの表現は、便宜上これらの3っの記述場所をまとめてヘッダー<header>と表示させていただきます。本来ヘッダーには、ほとんどの場合メニューやトップ画像が配置される部分です。
商品に慣れてきて色々な情報をインプットして知識が蓄積すると、当初は感じなかった商品の性質があらためて見えてきたりします。これは商品の本質を捉えているということで、執筆中に記事の方向性が微妙にずれていく事に繋がります。そのため最初に決めたヘッダーの内容は手直しする必要性が高いということです。
販売ページだけでなく、有益な情報のページも校正しながら全て読んだ上で、もう一度、サイトタイトル、説明文、H1テキストを修正します。私の経験上、修正の必要が無かった事はほとんどありませんでした。この際の修正で、もしキーワードを変更する場合は既にお伝えしていますが、次の「検索ボリューム調査ツール」で月間検索件数を調べ直してください。
今回このコンテンツでは、「美脚」というキーワードでアフィリエイトサイトの基本設定を構築する例を挙げてきました。もし仮に色々な検討を重ね、作業の結果で仮タイトルを次のように決めていたとします。
「簡単美脚法!足ダイエットが実現するお勧めアイテムランキング」
しかし記事を書いていく中で方向性が変り、有益なコンテンツで「足の美容」そのものを重点的に取り上げた場合に、もしかしたらサイトタイトルは次のように変更した方が記事の内容と整合するかもしれません。
「生足でお出かけ!噂の足の美容法と簡単格安美脚の仕組み」
下層ページの記事の内容を考慮した場合、上記に変更した方が良い事もあります。どちらにせよサイト全体を要約できていて、キーワードを盛り込んで魅力あるタイトルに決定してください。タイトルが決まったらそれにあわせて、説明文、H1キーワードをチェックします。ここまでの作業でサイトのヘッダーと概要がすべて決まった事になります。
サイトタイトルは検索結果で表示される一番重要なテキストなので、2っか3っの複数の候補をあげて検討して下さい。
サイトのイメージにあったトップバナーを作成し、ページ上部に補足的な文章・画像を記述してトップページを仕上げていきます。またグローバルメニューやメインコンテンツ、サイドバーからのリンクが正しく動作するかなども確認します。
また、閲覧者さんがアフィリエイトリンクからASP販売者ページに移動した際に、特に色彩差が大きくならないように仕上げます。ASPサイトにリンクさせるページの設計では、リンク先に自然に溶け込むようなデザインを目指すということです。これは極端にASPサイトと彩色が異なると、閲覧者さんはリンクしたことに違和感、不安感を覚えるからです。
初心者さんが自分の知識だけでサイト作成すると、私が今回お伝えしている事と「全く逆の順番」で作業を進める方がほとんどです。しかしアフィリエイトサイト構築のための作業計画では閲覧者のサイト出口から作成します。この方法が一番合理的なので、私は今でもこの手順でサイトを作成していますし結果も出ています。
この方法でサイト作成するメリットとしては、修正が少なくて済む事と、一番重要である検索者の要望とキーワードが完全に適合するサイト作成が、早く簡単に作成できるからです。これらを実践することで早い時期にアクセスの上昇が見られますし、購入率も高くなります。ぜひこのサイト作成方法で挑戦してみてください。
サイト作成ソフトを購入すると、どうしても早くサイト作成自体を進めてしまいがちです。極端な言い方するとキーワードを調べた結果がサイト作成に反映されるのです。この事を無視するとアフィリエイトサイトでは報酬は得られません。
サイト作成は「キーワードの扱い方」で全ての結果が出ます。

初めてホームページを作成する場合でも、確実にやるべき事を基本通りに作業すれば、収入を得る確立は飛躍的にアップします。色々ある方法のひとつですが、あれこれ手を出さず、このひとつの方法を確実に覚える事は、今後ネットで稼ぐために必ず役立ちます。まずはランキングサイトで月5万円稼いでください。
・商品の選択
・商品調査(マーケティング)
・キーワードの拾い出し
・販売レビューページの作成
・有益なコンテンツページのカテゴリーの作成
・販売レビューページのタイトル、説明文、H1テキストの決定
・トップページのサイトタイトル、説明文、H1テキストの決定
・トップページのデザイン、トップバナーを決める